外外務省専門職を目指しているのですが、外務省キャリア官僚でなければ、本物の外交官の仕事は出来ない、出世にも限度がある。正…

Question

外外務省専門職を目指しているのですが、外務省キャリア官僚でなければ、本物の外交官の仕事は出来ない、出世にも限度がある。正直つまらないと思うとゼミの先生に言われました。皆さんの意見は？

Answer 1

他の方も書いていますが、先生の仰る本物の外交官の仕事と言うのは、何なんでしょうかね？
確かに専門職から、課長以上になるのは難しいのは、事実です。
しかし、課長→局長→次官とか書記官→参事官→公使→大使とラインで偉くなる事だけが外交官の仕事では無いと思います。むしろ、役職が上がって行けば行くほど、マネージメントに時間を取られます。
勿論、ある程度のランクにならないと、切った貼ったの交渉が出来ないと言う事はありますが、外交官という仕事は、大変間口が広いです。
文化外交、ODA、安全保障、軍備管理、二国間関係などなど。
専門職は、これらの分野でのまさに「専門家」になる事を期待されています。むしろ、総合職は、ゼネラリストですから、個人的関心がある安全保障をやっていたのに、突然、土地勘の無い文化外交という事も普通です。
外務省に入ってからで構いませんが、御自分の興味のある分野を見つけて、その分野の第一人者になる事は、十分報われる仕事だと思います。
昔から、地域専門家に多いですが、専門職である分野を極めて、請われて大学教授になる方もおられます。

Answer 2

確かに外務省専門職員は勤続20年もすると壁に当たり、意欲を失う人もいるそうですね。外務省本体でも、そのガス抜きを検討しているようですが。
私は国によりますが、海外の日本大使館で正規の職員として働けるだけでうらやましいです。スロベニア大使館とかいいですね。大きな問題はなさそうだし。
生涯三等書記官でも二等書記官でも構わない。それでW給与をもらって年収1500万円なんて羨ましすぎです。外務省専門職員でもほとんどの方は一等書記官には昇進されるのでしょうか？

Answer 3

本物の外交官の仕事とはなにを指すのかわかりませんが、外交官も専門職のスタッフがいなければ、まともな外交はできません
キャリア官僚もスタッフがいなければ、裸の王さまです
出世だけが仕事の目的ではないし、その先生の世間はとても狭いのでしょう

キャリアとは日本独特の呼び方で、一種試験に合格した人を特別待遇にしている
かつて外務省でノンキャリアによる不倫や横領事件などがありましたが、実務はノンキャリアのほうが能力があるからです
いまは試験も統一されたが、かつて外交官試験は縁故などの八百長の疑いもあったようです

あなたがやりたいことを、やってみたらいいと思います
あとで転職することもできるし、自分の意思を大切にしたほうがいいでしよう