最終試験が面接だとして、そこまでの評価が全く同じである2人が存在し、1人が現役高校生、もう1人が既卒生だった場合を想像してみてください。 そして最終の面接も、もしも神様が全く公平な視点をもって判断したら、全く同じ評価(積極性・協調性・論理性…みたいな評価項目の各々ごとに全て同じ評価)の出来だったとします。 しかし、現実の面接官は人間ですから、完璧に公平な視点では評価できません。 公平たらんとしても、どうしても差をつけてしまうでしょう。 そしてその差は、現役高校生に有利に働く可能性が高いです。 その理由には、まず初級試験は組織にとって最若年層の職員を採用しようとする場ですから、無意識のうちに、できるだけ素直さを求めたい意識が働くであろう点が挙げられます。 また、既卒生よりも短い年数しか勉強や人生経験を積んでいないのに、最終面接まで勝ち抜いてきた点を「より優秀」と感じ取ってしまう可能性があるからです。 ですから、現役生で筆記試験も人物試験も優秀な成績を獲得する人がいた場合、少ない採用枠を争うライバルとしては相当な強敵と言えます。 また、現役高校生が既卒生に対して遅れをとる可能性が高いのは、筆記試験対策と、人物試験の「伝え方」の部分…要するに「試験対策に時間がかかる部分」であって、面接等でのアピールの基礎材料となる経験は、さほど変わりません。 そう考えると、現役高校生が高得点を獲得できる水準までしっかりと対策できるならば、既卒生となってそれを実現するよりも、より高い評価をつながる可能性がある、と考えて良いと思います。 しかし、現実には「最終面接より前の評価が全く同じ」なんてことは滅多にないですし、仮にあっても(またはリセット方式であった場合でも)「面接の評価が全く同じ」なんてことは奇跡に近いです。 ですから、面接で新卒が有利であり、その結果が最終合格に如実に表れる、なんてことはないでしょう。 あくまで「どうせ目指すならば、現役の時に徹底的に対策をしたほうが良い結果に結びつきやすい」という程度に考えれば良いと思います。
いいえ 一概にそうとは言えません。面接ではその受け答えの中身で有利不利に分かれますよ・・・
一概に有利不利とは言えません。 ただ、卒業後に空白期間があると、まず確実に質問されることになるので、面接官が納得いくような答えをしないと不利になる可能性はあります。
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