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そうです。 司法試験に合格し、司法修習生を経て、検事として法務省(検察庁)に採用された人々が、法務キャリアです。東大慶大卒の法務キャリアよりかなり優位に立ちます。 法治国家だけあり、キャリア官僚の中でも特に高い地位まで就けます。 通常、キャリア官僚の頂点は事務次官ですが、検事や判事(裁判官)は、政治任用職である政務官級のポストがあり、また副大臣級のポスト、更に国務大臣級のポストもあります。(各高裁判事長や各高検の検事長、次長検事など、これらは事務次官を越えた地位です) 通常の官僚では無理です。 更に、検事トップは総理大臣に次ぐ地位に。判事トップは、総理大臣と同等の地位(最高裁長官)となります。 ちなみに、司法試験に対応する理系の高度専門資格に医師国家試験がありますが、こちらにも同様の制度があって、合格者は厚生労働省のキャリア官僚の中核を占めます。司法修習生ではなく臨床研修医を経て、厚労省に採用された、医師免許を持つキャリア官僚です。 ただし検事ほどの威光はなく、東大等卒の厚生労働キャリアとほぼ同等の人事となります。
法務省でキャリア扱いされるのは,検事だけです。法務省は特殊なところで,法務省としての採用は無く,民事局・保護局・矯正局での局別採用方式を採っています。それ以外の局では採用していません。 移動がないわけでは有りませんが,採用された局(出先機関含む)での勤務が中心になります。各局で局長になれたら大出世ですが,民事局長になる事は不可能で歴代局長は裁判所から出向している裁判官(出向中は検事に転官)しかなれません。 外庁に格上げされた入管庁を含めてプロパー職員が,局長に就任した例は数例しかありません。 事務次官・刑事局長・官房長・民事局長・訟務局長・人権擁護局長は検事の指定席です。検事は検察庁からの出向扱いですので,公務員試験は受けていません。
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