自分には大きすぎる夢を持ってしまいました。

Question

自分には大きすぎる夢を持ってしまいました。全く別分野の職業2つですごく迷っています。

一旦決めたとしても、少し経ったらまた悩み出してしまい、どうしていいのかわかりません。
一つは年齢制限があるので、先にそっちの職業に就いてからどうしても諦めが付かなかったら目指そうかと思うのですが、なれたとしてもブランクが生まれる？ので不安です。

同じように将来の事で悩んでいた方はおられますでしょうか。どうやって決断したのかなど、アドバイスを頂きたいです。また、こういった悩みは誰に相談するのがよいのでしょうか。親や高校の先生には百発百中反対されます。

わかりにくい文だと思いますが、回答お願いします。

Answer 1

私は転勤族の父親のため、小・中学校を何度も転校させられる羽目に遭い、嫌気がさして寮の充実した工業高専に進学しました。目的が不純でしたので、当然学ぶ意欲が欠落していました。地頭が悪いことも相まって辛うじて留年しない程度で卒業できました。それでも、在学中に家庭教師のアルバイトをいくつか経験しているうちに学習の動機づけの重要さに気づき、子どもへの関心が強くなりました。

結局、工業高専から紹介されたところでエンジニアとして就職しましたが、とんでもなく忙しい職場（現在の基準で言えば過労死ライン以上）でしたので、消化器系の病気で二度入院しました。二度目の入院先では「出血が酷く、このままでは若死にしてしまうかもしれない、それなら死ぬ前に子どもの仕事に転職しよう」と、強く思うようになり、公務員の福祉職を目指し、休日には受験勉強をかなりハードに進め、同時に貯金に励みました。

エンジニアとして３年経ったころ、公務員受験雑誌の情報欄に資格要件がなく福祉職受験できるところを見つけ、ほとんどダメもとで受験したところ、何故か合格してしまいました。

ようやく役所に就職できましたが、そもそも最終学歴が福祉や心理の大学ではなく工業高専でしたので最初の配属は子どもとはまったく関係のない福祉事務の職員となりました。それでも何度も配属先の異動希望を子どもの施設の指導員にしたところ、７年目でようやく子どもの施設の指導員になれました。

最初の夢を持ってから１０年の時間がかかりましたが、ようやく希望が叶い充実した生活が送れるようになりました。思えば、これでよかったのでした。

私の場合、支離滅裂と言うか、めちゃくちゃな人生設計でしたのでご参考にならないと思いますが、結局は、諦めないで自分の希望を持ち続けること、他人がどう言おうが自分の意志を貫くことで目的を達したと思います。ブランクを気にしたり、誰かに相談して意志がブレるようでは夢は実現しないでしょう。

二つの職業の夢があり、年齢制限があるのであれば、まずそちらを優先して綿密に情報収集をして、実現に向けて努力あるのみと思います。下手に周囲に相談して心配をかけるより、誰の助けも受けないで自分の力で夢を実現することをお勧めします。