海上自衛隊には、ヘリだけではなくUS-2という固定翼の救難飛行艇があります。これは、ヘリでは到達できない遠距離洋上救難の固定翼機で、世界唯一の洋上に着水可能な航空機です。 自衛隊の救難部隊は、その任務を他省庁に譲るべく縮小傾向にあります。海自の救難ヘリは離島の急患輸送がほとんどです。洋上にでると普通のヘリでは迷子になってしまうことが多かったと昔はききましたが、最近は装置が優秀になりましたので、そんなこともないのでしょう。九州五島列島、壱岐対馬、奄美沖縄方面の任務もだんだんと他省庁へと変わりつつあります。青森大湊の救難部隊(北海道の離島対応)は解隊と聞いています。 小笠原父島は遠方なので、父島飛行場ができるまでは硫黄島の救難飛行隊が受け持つのでしょう。
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