S社からP社に販売しているので、アップストリームですね。 まず、内部取引の相殺消去の仕訳を切りますが、 ここでは未実現利益の算定に用いる数値しか与えられていないので割愛します。 内部取引の相殺消去の仕訳は 売上原価/売上高 となります。 次に、 期末において親会社が子会社から仕入れた商品が残っている(期末商品)ということなので、未実現利益の消去の仕訳を切ります。 子会社が親会社に商品を売る時10%の利益を付加して売っていますが、その利益は企業集団(親会社+子会社)外部に売った時に初めて実現するものだからです。 まず、期末商品に含まれる未実現利益を全額消去します。 ①売上原価22,000/商品22,000 売上原価という費用を増加させ、商品という資産を減少させる仕訳です。 売上原価という費用を増加させることで、収益−費用で求められる当期純利益の額を減らしているということを、裏側で意識してください。 次に、消去した未実現利益のうち、非支配株主に帰属する分を消去します。 ②非支配株主持分-当期変動額8,800 /非支配株主に帰属する当期純利益8,800 上記2つの仕訳が連結修正仕訳となります。 ②の仕訳を切ることで、 22,000-8,800=13,200 =22,000×60%(親会社持分)=13,200 となり、親会社の持分に一致することを、合わせてご確認ください。
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