まず、両業界ともにメーカーの方が利益があります。ただし扱っている製品により大きく格差があります。 ご質問の中に商社(卸)とありますが、医療機器業界では日本に法人のない外資系医療機器メーカーの製品を輸入し日本でのメーカー的な立場でビジネスをしている企業と地域に拠点を置き各メーカーから製品を買い付けて地域で流通している企業があります。前者は認識としてはメーカーとし、後者はディーラー(販売代理店)と業界では言われています。ディーラーの中にはネットのHPで自身のことを商社と語っていますが、メーカー側では商社として認識していません。 医療機器業界では営業は担当する医療機関の医師(特に製品購入権限のある)を目当てに活動します。そして営業はディーラーを自分の手足となるように教育して自分ではフォローできない医療機関に営業活動させます。また、製薬と違い小規模クリニックには医療機器メーカーの営業はほぼ訪問しません。 製薬業界も同様にMRを使い活動しています。製薬業界のディーラーは医療機器業界と違い、小規模クリニックまたは調剤薬局まで訪問しています。 最後に、両業界ともに海外工場等からの輸入価格に比べ、ディーラーへの卸価格には大きな開きがありここで利益が得られます(もちろん、国内でのコストは別途かかりますが)。 一例ですが心臓ペースメーカーは米国では50万ほどです。同製品を日本で治療のため使用した場合の診療報酬は300万ほどです。この価格差がメーカーの利益の源泉となっています。 製品によっては利益がそれほどでもないのもありますが、それ以上もあります。 ただし、日本が得意とする大型医療機器(CT,MRI等)は大幅な値引きが医療機関から要求され、外資系企業に比べて利益が低いでしょう。
なるほど:1
会社の利益ってあんまり就職には関係なくない? 総合利益はメーカーがいいけど、利益率だけ言えばメーカーより商社の方がいいはずですよ。 よって給与は商社の方がいいのでは? 問題なのは給与の面では? 営業職に就職するとなったら、『営業の相手は誰なの?』って事が大事です。 メーカーの場合は販社(商社)、商社の場合は利用者(医者)になります。 対応の仕方が全然違います。 自分の特性を判断してお決めになったらどうでしょうか?
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