解決済み
私は、地方公務員のため、国家公務員の事が全然わからないので教えてください。法務省で国家公務員一種で採用された方と、検察官の方が出向で法務省の仕事をするのと どう違うのですか? また、法務省に出向した検察官は、検察庁に戻って検察官の仕事をやってくれるのでしょうか?
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プロパーの事務官、刑務官が局長、審議官、課長、室長につくのと検察官(以下検事)がつくのとでは大差はなく、職務内容は変わりません。ただし、局付・官房課付は少し特殊です。 局付・官房課付は課長補佐または係長程の職級であり、検事が就きますが、課長補佐として数えられる、対策官、専門官等の特定の役職に就かず、法曹としての見地から、課長、局長を補佐したり、事務官の業務に対し精査・修正の意見を出したり、各省庁や時に外国の省庁と会合、研修、意見交換、相互調整等を行うなど流動的な業務を行います。訟務局付は、国に対する訴訟が起こった際の被告代理人となる業務があります。1つの役職に就いてその業務を行うのではないので悪い意味では曖昧でもあります。 検事は18号で任官すると研修や補佐を6年から10年程かけて行い8号ぐらいになります。8号から5号ぐらいまでが大体、地方検察庁内での平から班長または三席検事に相当します。局付、官房課付は五号で配置、四号で官房司法法制部付または引き続き局付を経ます。5号4号で検察庁に戻りますが地検支部長や地検班長、地検副部長、高検検事などポスト役職になってきますので、溢れてしまうと辞職する方もでてきます。3号になると課長・参事官につきますが、この段階では、検察庁では地検部長や地検次席が殆どで、検察官らを指導監督決裁する立場となり、公判や起訴、捜査などをする立場でなくなっていきます。 2号では刑事局の課長・管理官、官房課長になり、1号で審議官、局長になります。 出向中も検事の身分が保障され、東京地検検事等、兼務として扱い俸給も検事の扱いで受給します。例えば、官房審議官は指定職2号76万円ほどの俸給ですが、検事が就いた場合、検事1号で指定職8号相当の117万円となります。 因みに裁判官も法務省に出向しておりますが、検事よりは役職に対する級の設定が低いです。
>法務省で国家公務員一種で採用された方と、検察官の方が出向で法務省の仕事をするのと どう違うのですか? 変わりません。今は1種ではなく、総合職といいます。検察庁は法務省の内部組織ですから、それを出向というか異動と言うか微妙ですね。 法務省以外なら出向でも良いかもしれません。 法務省にいけば総合職待遇です。 >また、法務省に出向した検察官は、検察庁に戻って検察官の仕事をやってくれるのでしょうか? 検察庁に戻ればそうなります。個人的な厚意でそうするのではなく、検察官としてのポストに補職されるでしょうから、その職務を行うことになります。
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地方公務員、国家公務員に関係無く出向は普通にある事だと思いますが。 ちなみに、もう国家公務員一種というものはありません。
>法務省で国家公務員一種で採用された方と、検察官の方が出向で法務省の仕事をするのとどう違うのですか? →同じです。 >また、法務省に出向した検察官は、検察庁に戻って検察官の仕事をやってくれるのでしょうか? →はい。いずれ戻ると思います。 出向って、 地方公務員の世界でも、時々あることじゃありませんか? 県職員が市に出向したり、 市職員が県に出向したりって話、 聞いたことありませんか?
なるほど:1
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