解決済み
「芸術家」には画家や書道家などの職業が入っていますが、イラストレーターは違いますか、、? また違う場合に「芸術家」などの分類上、イラストレーターはどう言った分類に入るのでしょうか。お願いします。
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実際に自分の事を「芸術家」というひとはいません。 歌手やアイドルが自分の事を「アーティスト」という場合は、単に「表現者」という意味で使っているわけですよね。 「芸術」というのは人間が表現する全ての事柄の事です。 野球選手やサッカー選手、ラグビー選手が自分の職業を「スポーツマンです」と言わないと思いませんか? 画家や彫刻家は自分の事は「美術家」という場合が殆どです。 他には版画家、造形作家、舞踏家・・・・ そうやってそれぞれのジャンルでちゃんとした名称があるわけですよね。 イラストレーターは単に「イラストレーター」です。 自分は「画家」で、周りも画家が多いですが、誰も「芸術家」なんて言葉は使わないですよ。 もっと上のカテゴリーで言えば、あなたは自分の事を「人間です」とはいわないですよね?そんなの見ればわかるわけで、「肩書き」に関して迷ったり悩んだりするのは素人のひとだけです。プロならそんな疑問を持たないです。
以前、西島 伊三雄さん(故人、グラフィックデザイナー)が仰っていたのは「商業画家」ということでした。
芸術家には分類されません。 イラストレーターは技術職です。漫画家なら芸術家の範疇ですがイラストレーターは違います。 イラストレーターは絵描き職人と考えればいいです。 芸術家の場合、己の表現を重視して作品をつくります。 イラストレーターは他人のオーダーで作品をつくります。 その場合作家の個人的な表現は寧ろ邪魔になります。というか必要とされません。 技術だけあれば良いのです。そのような作品は 技術的に優れていても芸術品となりません。 とはいえ、技術に優れ且つ芸術的な作品も勿論存在はします。職人技なくして芸術作品は出来ない場合もあります。 また、個人の長い活動が芸術的作品を生み出すこともあります。芸術作品と職人技は密接に絡みあっていて切り離すのがナンセンスと思える場合もあります。 例えばミュシャの様に時代の流れを作り出したと言える作品を作り続ける場合もあります。 ですが、一部の特殊な例を除けばイラストレーターに求められるのは、個人の表現でなく、客が必要とする内容や分かりやすさです。時代から脱皮する様な「見たこともない絵」や「誰もやった事のない表現」でなく、その時の流行ど真ん中の誰もが知っている技法の精度の高いもの、あるいは失敗の心配のない今までやった事のある技法です。 そういうことは芸術の領域に無関係でないですが、重視されません。
サービス業、グラフィック関連、在宅ワーク、自営業など、その説明が必要な箇所に適したものを使い分けるフットワークが肝要です。
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