公認会計士ですが、監査法人と税理士法人で勤務経験があるものです。 それぞれの業務の独占資格とそれ以外の主な業務をカッコ書きで記載しました。 公認会計士:会計監査(財務DD,上場支援、内部監査など) 税理士:税務申告の代理、税務相談(相続や事業承継に対するアドバイス、中小企業むけ経営相談など) なお、弁護士と公認会計士は無試験で税理士にもなることができます。 仕事の領域の違いのほか、公認会計士と税理士を目指す人材にも違いがあります。 公認会計士:大学生を中心として20代の方が目指す資格(若い人が多い) 税理士:国税OBや社会人経験を得て資格取得を目指す(平均年齢が50代・60代となってしまう) 公認会計士は会計の知識のほか、会社法や内部統制の知識・税法の知識も持っていますので、監査法人勤務後一般企業へ転職する方が主流となりました。上場企業を中心とした大企業で活躍する公認会計士(公認会計士登録をやめる方もいる)が多いので、必ず独立するわけではありません。サラリーマンを続けるが、リスクヘッジのために会計士資格を持っているという感じとなっています。 これに対して、税理士は将来独立を視野に入れて働いている方が多く、お客様も中小企業が中心となっているケースが主流です。実は税理士の中にも上場企業等の民間企業で働く方が増えていると聞いていますが、会計士ほどではないでしょう。独立すると自分の裁量で仕事ができますし定年がありません。ブラック企業がはびこる現在においては、自分の裁量で仕事ができ、設備投資がほぼ不要でそれなりの収入が得られる税理士も魅力的な職業のように思います。 公認会計士試験に合格した方は、実務経験を得るために監査法人へ就職しますが、周りは会計士だらけで従業員の仕事の能力にばらつきがあまり見られません。これに対し、税理士法人や税理士事務所は税理士よりも無資格者や勉強中の方が多いので、従業員の能力にばらつきがあるうえに、様々な経歴がの方がいて意思疎通が難しかったりした経験があります。働きやすさでいえば、監査法人のほうが良いと感じています(給料も含めてです)。 しかし、独立に関して言えば、税務業務が中心となりますので税理士のほうがやりやすいと思います。公認会計士で独立を目指す方は税理士登録したうえで、税務の実務の経験値を増やす必要があります。独立前に一度税理士事務所に勤務する方もいます。 私見ですが、公認会計士と税理士は同じカテゴリーでくくられることが多いのですが、仕事の内容やお客様の規模、同僚や業界人の方の特徴が異なっています。この点注意が必要です。
そうだな。 失敗した時にクライアントにボロカスに言われて訴えられるか投資家にボロカスに言われて訴えられるかの違いだろうな。
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