警察のノンキャリアはキャリアや準キャリアに比べて出世し難いですが当人達は不服に思わないのでしょうか？ 組織内の士気が下…

Question

警察のノンキャリアはキャリアや準キャリアに比べて出世し難いですが当人達は不服に思わないのでしょうか？
組織内の士気が下がって職務に支障を来たす事は無いのでしょうか？

Answer 1

ノンキャリア警官にとって、キャリア官僚なんて雲の上の存在なんだよ。ほとんどのノンキャリは、キャリアと顔も合わせたことない。

小規模県警だと、官僚ポストは本部長、警務部長、捜査二課長の３席だからね。「組織内の士気が下がって職務に支障を来たす事」なんてない。

むしろ、準キャリアの悲哀が深刻なんだよ。警察庁内では。

1980年代後半から国家Ⅱ種（今の一般職）採用をスタートさせたばかりだから、まだ、定年退職に達した準キャリはいない。彼らを、出向先の本部長で卒業させるか、警察庁に引き戻してから退職させるかが、大きな課題となっている。一期生が今、50代前半だからね。

幹部候補生として採用したのだから、本庁で有終の美を飾らせてやりたいけど、使い物にならんから、出先で辞めさせようというのがキャリア官僚の本音。

１期に20人前後採用しているから、本庁で卒業組と、出先で卒業組で分かれるかもしれん。そしたら、天下り先にも大きな影響が出る。警察庁としても頭の痛い問題なんだ。

一方、末端の警察組織では、前述のようにキャリアと接する機会がなく、ノンキャリ同士のいざこざの方が何万倍も多い。一度も昇任試験に合格せず59歳で定年間近の巡査長が、30歳そこそこの警部補（係長クラス。ノンキャリだぜ）、35歳そこそこの警部（課長クラス。同）、40歳そこそこの警視（副署長クラス。同）の手足となって働かにゃならんからね。

きみの考えているような妄想は、小説や映画などのフィクションの世界でのできごとに過ぎない。

Answer 2

以前、隣の市へ２０代でキャリアの方が署長で赴任してきて新聞記事になりました。キャリアは特別なので普通の県警へ勤めている方たちは差などおもわないのではないかとおもいます。

準キャリアというのはあるのかないのかわかりません。警察は昇進試験に受かって行けば、昇進してゆきます。常の勉強ですが、知り合いは高卒で中途採用でしたが上昇志向がある方なので ５０代で地域の署長のあと、本庁の幹部、政令指定都市のＪＲ駅前の大規模署の署長になり地方公務員から国家公務員になりました。

Answer 3

わかってて入っているから別に何とも思わないのでは？
ノンキャリは地方公務員、キャリアは国家公務員
行ってみれば親会社子会社みたいな関係だから
親会社の人間がいくら出世しようと子会社の人間には関係のないこと

Answer 4

それは仕方のないことだと皆あきらめています。

ですから若年の署長が来てもなんでもないこととして受け入れます。