年金手帳や雇用保険被保険者証、源泉徴収票などの日付を見ると、職歴詐称がないかを確認することができます。 と、下記の…

Question

年金手帳や雇用保険被保険者証、源泉徴収票などの日付を見ると、職歴詐称がないかを確認することができます。

と、下記のURLに書かれていました。https://ing-c.co.jp/column/theme01/column15.html

前職以前のことを知ることができるのはどの部分からになるのでしょうか？

Answer 1

年金手帳の被保険者履歴は自分で書く（書いている人はほとんどいない）ので履歴は分からず、辛うじて国民年金の被保険者資格を20歳未満で取得していれば、そのタイミングで就職したということが分かる程度、雇用保険はせいぜい前職まで、源泉徴収票は本人が持って来なければ分かりません。

よってこれらの書類では分からないと考えるのが普通です。

ただし、リンク先は企業の採用のサポートをする会社なので、経歴詐称が横行すると困ります。

本当は分からなくても抑止力として「バレますよ」と書いているだけかも知れないし、そのような会社だから企業秘密のノウハウを持っていて、それを使えばわかるのかも知れません。

Answer 2

年金手帳を見ても、手帳取得時に国民年金だったか厚生年金だったかが推察されるだけ。就職しても労働条件によって厚生年金加入が必須ではなく、それで職歴の詐称を認定できることは不可能です。

雇用保険被保険者証は、一番新しいものしか本人は所持しないため、最新の職歴しか知ることはできません。

源泉徴収票は、本人が過去の分全て保管していれば、当然ながら職歴が判明しますが保管義務は無いため、本人が紛失したと言えばそれで終わります。

よって、前職以前の履歴を知る方法は、本人が源泉徴収票を全て保管していた場合に限られます。