解決済み
将来、書道教室の先生か高校の書道の選択教師になりたいと思います。そのためには、今中学1年生の私にやっておかなければならないこと(習字教室には週1通ってます)、これからの進学先など教えてください大学はどのような学部を選べばいいのでしょうか?
11,996閲覧
私の母は書道教室をひらいており、また日展はさすがに厳しいものの、その下くらいのクラスの書展において評議員などさせていただいているようです。 現在中学生とのことですが、そのまま書道を続けることがまずは大切だと思います。 そして、同じ続けるにしても、その教室の師範の方が、どのような展覧会に出展されているのか、どの書派に所属するのか、といったことから判断し、高校、大学とステップアップするにつれて場合によっては教室を変えることも必要かもしれませんね。 もちろん、現在の先生が対外的にみて高い評価を得ている先生であればその必要もありませんが、教室のトップがそれなりであれば今後の貴方の腕もそれなりのところで停滞する可能性がありますので。 大学は文学部など、特に日本文学を専攻しているような学科はいかがでしょうか。 もちろん、より書道に傾倒している専門的な学科(大東文化大学などが有名だそうです)もありますが、どちらかと言うと教育的な部分が大きくなり、芸術的な部分が今一歩という批判も聞いたことがありますので。 ただこれも本当はどうなのかわかりませんし、実際は高校に入った後、目指す学校を訪ねて話を直接聞きながら絞り込んでいけばよいのではないでしょうか。 それと、学校の教師と書家を兼ねた教室の先生では少し方向に差がありそうですから、まずはその辺からどっちにしようか検討されてみてはいかがですか? では、夢を目指して頑張って下さい!
書道科出身の者です。 書道関係の職に就きたいと考えられているようですね。中学一年生ということですが、とても素晴らしいことだと思います。 【資格】 書道教室の先生の場合、書道教室は一種のチェーン店ですので、師範の資格が必要であることから、書道教室に通い続けて師範になれるかどうか、教室の先生に「それとなく」聞くのが良いと思います。もしもなれないのであれば、別の書道教室に変わった方がいいかもしれませんね。 高校の芸術書道科の教師、専任講師、非常勤講師の場合、基本的には大学で国語の教員免許が取れるところでは、書写書道教員の免許が取得できます。この条件では全国の文系の大学はほぼすべてOKです。 【職】 書道教室の先生になるには自分のやる気と頑張りと運が全てです。書道教室を新しく作るということは、少子化の中で生徒を奪い合うことになりますから、とても難しいことがあるかも知れませんし、逆に地域から大歓迎を受けるかもしれません。 高校教師・常勤講師・非常勤講師というものがあります。 公立高校の場合、正式な教師の枠はとても少ないです。どんどんとポストを減らしている最中ですので、新規採用は主要都市ではほぼゼロです。私立では少し採用があります。公立の試験に落ちた後、私立からお誘いがあって就職ということもあります。 常勤講師は公立の場合、ほとんど存在しません。私立の場合はわりとあります。 非常勤講師は多くの高校で存在します。教員免許がある場合はなれる資格は十分にあります。 【書道科】 先ほど全国の文系の大学はOKと書きましたが、しかし高等学校芸術書道科の教師は実技試験と理論試験を通過する必要があります。この勉強のためには、書道科のある大学に入学するのが一番近道だと考えます。特に、非常勤講師の場合は、コネ(コネクション=縁)が重要ですから、書道科の先輩から引き継ぐということが多いです。 書道科に入るためには、平易な文字を正しく整えて書くことが求められます。書写のことですね。次に、古典についてあまりクセのない正しい解釈で書けることが求められます。書道教室で古典を勉強しないところもあるようですが、書道科に入るのは難しくなります。紙の大きさも、半切(半折・条幅ともいう)くらいの大きさで書けるように練習するのはもちろんのこと、できれば全紙、3×6尺、2×8尺の紙などで練習できるといいですね。大きな展覧会に出させてくれる書塾であれば、とても良いのですが。 書道科は、国立の場合は主に教育学部にあり、私立の場合は文学部などにあります。国立の場合、筆記試験が難しくて最初からあきらめてしまう人が多いのですが、実技の配点が大きいため逆転も大いにあります(実技が600点の場合、1課題100点で、1つ30点差がつくと、トータルで180点の大逆転になる)。もしもセンターで失敗してもあきらめずに受験してほしいですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E9%81%93 書道科の大学院(国立の場合は主に教育学研究科という名前)に進学すると採用の率は上がります。いろいろな理由があるのですが、一番大きいのは専門性が評価されるということでしょうか。例えば大学院生は非常勤講師をすることも多いので、教員経験を重ねられることもありますし、大学院で専門的な研究をすることで、教師になってから発揮できるように考えられるからでしょう。
書道の先生をしています。4大卒ですが、本格的に書の道に入ったのは社会人になってから。良き師や仲間に出会い、今『先生』という立場をさせていただいています。高校の書道の先生になるには、大学で書道専攻をされるべきです。多くの社中は、高校生から(一般の部)となります。楷書、行、草、臨、隷、かな、近代詩文などを勉強しながら、師範を目指し、取得後も全国展(会に寄る)常に技術の習得は続きます。教える立場になれば、常に勉強が続く…という事です。好きを仕事にできるって幸せです!是非、夢を実現できるよう、頑張って。
なるほど:1
書道教室はそれだけ食べていくのはかなりやり手にならないと難しいかもしれません。場所の確保も必要ですし。 今通っている書道教室の先生に話を聞いてみると地元の様子がわかって良いかもしれません。 高校の書道の先生になる方法などは下にガクナビの一部を載せておきます。詳しく知りたかったらサイトを見て下さい。 国公立・私立の高等学校で国語教師として書道を教えるために必要な資格。高等学校教諭免許状は一種・専修に区分されているが、仕事内容に違いはない。専門の科目・教科を教えるだけでなく、担任として学級を運営したり、クラブ活動や生徒会活動、学校行事などを指導監督したりと、高校生の生活と学習をサポートすることが求められる。 文部科学省から教職課程の認定を受けている大学・大学院で、教職に関する必要な科目と教科に関する必要な科目を修得し卒業した後、各都道府県に申請する。母校などでの教育実習も必要科目に含まれる。大学院を卒業した修士は専修免許状、大学を卒業した学士は一種免許状が授与される。書道の教師になる場合、文学部や教育学部、人文学部などに進学する必要がある。 http://shingaku.mynavi.jp/shiraberu/shikaku/224/ 高校教師は現在すごいなるのが難しいです。募集をしていない県も結構あります。でもあなたが成人する頃はまた変わるかもしれません。場合によっては国語などの免許も取ってそちらで活動するのも手かもしれません。 また書道だけ出来てもなれません。勉強、クラス活動、部活など学校生活全般に関わってくる職業なので今はそれに力を入れていくといいと思います。 がんばってください。
< 質問に関する求人 >
書道教室(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る