現地ディテンションチャージについてご相談です。

Question

現地ディテンションチャージについてご相談です。コンテナで海外に輸出したのですが、現地consigneeがコンテナを船社に返さずに
ディテンションチャージが1,000万を超えて発生していると連絡がありました。

consigneeは、コンテナは購入したものだから返す必要は無いと主張しているのですが、
そのような契約は無く、通常の船社のコンテナを使用して輸出しております。

コンテナは既にconsigneeから別の業者に転売してしまったようで、返せない状況のまま
現地船社はディテンションチャージの支払いの訴訟準備に入っているようです。

もし、consigneeに支払い能力がない場合に日本の荷主に責任が発生するのでしょうか？
発生するにしても、1,000万の料金が発生してから初めて連絡がきて支払う義務があるのでしょうか、

法的な責任範囲を教えて下さい。

補足

ご指摘を受けまして、補足させて頂きます。
コンテナは 40FEET HQ DRY 1本
C$F FCL CY/CY にて乙仲さんにBOOKINGから作業まで依頼しておりました。
1年前の船積みで約1年経過して、先月初めて乙仲経由で船社より連絡がありました。
現在、US$350-/DAYにてディテンションが発生していると言われております。
乙仲さんからは、最終的CONSIGNEEさんが支払いできない場合はSHIPPERに支払いの
責任が発生してしまうと言われております。

Answer 1

どのようなインコタームズとなっているのか明確にすべきですが、
とりあえず、SOCコンテナでもない限り、船社コンテナを使うのは
しごく当たり前の話ですし、「コンテナ毎かった」なんて理屈は普通は
通用しません。また、そのような取り決めもないという事であれば、
コンテナは船社の持ち物であり、返却するのは常識の範囲です。

後はDETの支払いについては、Ocean Freightの支払いが
PPDなのかCollectなのかが大きく影響してきます。
要するに船会社からすると海上運賃を支払ったところが客先であり、
それ以外の仮にShipperがFreight PPDで払ったとしたら、船会社から
見た客はShipperであり、Shipperに請求することになります。

1000万ってどんだけ放置したんでしょうか。
コンテナはFRかRFだったんでしょうか。普通、コンテナのDETは
国によって違うので一概に言えませんが、大体1日1,500円～3,000円の
間で、1000万だと3000日以上放置したことになりますが・・・
仮に1000万の間にコンテナ代が含まれているとしても通常のドライ
の40ft新品で350万～400万程度。RFやFLですと1000万近くなる
可能性もあります。

いずれせよ、情報が少なすぎてなんともかんともですね。

Answer 2

詳細な契約を伏せたままでは法的な責任範囲なんてわかりません。