医学部医学科を出たのに、医者にはならずに民間就職の道を選んだ場合、既に24～25歳になっていますが、大手でも採用されます…

Question

医学部医学科を出たのに、医者にはならずに民間就職の道を選んだ場合、既に24～25歳になっていますが、大手でも採用されますか？

Answer 1

まあ、医学部医学科卒業して民間就職する人は非常に稀で、数年前TBSに就職した人がニュースになったぐらいです。
基本的に、理系は4年の学部卒で就職するのは一般職で、理系から総合職、特に技術系総合職や研究職に就くには、最低でも修士課程は卒業した人が対象です。つまり、大手で理系の仕事に就きたければ、結局は24,5歳にはなっているのです。

浪人や留年などが就職しづらいのは、学歴や職歴に空白があるからです。空白がないのであれば、あるいは空白の間にボランティアや留学などがあるのであれば、就職には影響しません。
医学部卒で24,5歳であれば、年齢面は全く影響しません。ただし、大学で学んだことが生かせる職場でないと就職はないでしょうし、医学部で学ぶことと実臨床はかけ離れているので、仕事で医学部の勉強が役に立たず、あまり就職には良い学部でないでしょう。

Answer 2

人事の人間がどう考えるか、社長がどう考えるか、それ次第じゃないの？
おそらく、この一点で決まる。
世の中にはいろんな人間が居るからさ、人事部や社長とかにも、いろんな考え方の人間が居る訳でさ。
おもしろそうなやつなら一人ぐらい採ってみようと思ってる社長も意外と居るように思う（仮に、あなたが社長だったとしたら、そういう考え方が出来ますかね？）。
そういうニーズに合致すれば、採用されることはあると思う。

おもしろそうなやつという価値基準は、塩コショウみたいなスパイスなんですわ。メインディッシュはあくまでも肉とか魚であって、塩コショウではない。しかし、塩コショウがなければ料理は美味くない。
ただし、スパイスでは出世しないとかそういう意味ではない。その会社での存在がスパイスだということ。新風を吹き込むとか、そういうニュアンス。結局、会社って人間の集合体だから。

例えば、出身学部に焦点を当てた話をすると、製造会社だと工学部が解りやすいから、工学部卒は比較的無難。人材のメインディッシュの位置付けだろう。
塩コショウがなくても、工学部卒ばっか採るというのはあり得る。
では、工学部卒じゃなきゃいけないのかというと、そうでもない。理学部卒や農学部卒とかもボツボツ居る。
ならば、そこで、医学部卒が一人ぐらい居ても別にいいんでないか？、、と発展した考え方が出来るかどうかだ（医学部卒ばっか採るというのはいくら何でもあり得ないが）。

以上は出身学部を例にした話だが、そこから離れて人間本位の考え方。
キャラクター的におもしろいやつを採ってみようとする会社もあれば、おもしろいおもしろくないとかそんなもん関係なく、カネ稼げる人材、最初から実力のみだと掲げている会社も多いと思う。社長とか偉いさんの考え方次第。
こういう場合は、どっちにしても出身学部とかの拘りを見せることは少ない。

またまた別の考え方。
小さな会社だと、東大卒とかがやって来ても、引いてしまうことはある。そんな頭がいいやつが来ても、ウチの会社はバ〇ばっかだから不釣り合いだし、せっかく来てもバ〇に囲まれた環境では飽き飽きしてすぐに辞めちゃうんじゃないかとか、いろいろネガティブに考えたり警戒したりする訳ですわ。
医学部卒も同様。
本来なら医者になるような人間なんだから、基本的には頭がいい。しかし頭デッカチなやつは要らん、、、などと煙たがる向きもある。言い換えると、頭いいやつを使いこなせないということなんですがね笑。
大手なら、あまりこういう考え方は支配的ではないかもしれないが、会社の図体がやたら大きくても、体質が古くて保守的な考え方の会社も案外あると思う。

医学部卒で民間大手に行こうとするなら、その会社の中ではスパイス的な存在でしょう。
その会社が肉以外に、どのぐらいスパイスを欲しているのか？
そして、その医学部出身者が人材として、社内でスパイス的な存在になれるだけの素質を持っているのか？
という訳で、大手でも採用されるか？、、の質問には、採用されることもあるだろう、、、というのが答え。
とにかく優秀なやつが欲しい、、、という会社なら、見境なく採用するような気はする。