法的に教員の採用ができるのは、都道府県と政令市だけです。 特別区は、元は東京市を分割したもので、市の集合体で規模も大きいですが、法的な性格や権限が政令市とは異なっています。 職員の採用は特別区が一括して独自に行いますが、教員の採用は都が行います。 通常、消防は市町村単位で組織されますが、東京だけは都で行っています。 市町村の権限である固定資産税の徴収も、特別区ではなく都です。
政令指定都市を除いて、全ての都道府県の公立学校の教員は、その都道府県での採用です。 ですから東京都も、都下の市や区などは東京都での採用です。
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