教えて!しごとの先生
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実際に測量する際の方位角と地盤高の出し方等について教えてください。

実際に測量する際の方位角と地盤高の出し方等について教えてください。独学で測量の勉強をしている者です(測量未経験です)。 いくつか調べてもわからないことがあるので、実際に測量している方に教えてほしいです。 ①方位角について 結合や閉合などなんでもいいのですが、A点からE点とかまで測点がある角測量する時、最初のA点に測量機を据え付けをしてBの測点にプリズムを立てて、A点からの真北の方角をコンパスか何かで調べてそこにプリズムを立ててから一度B点を視準し、A点からB点間の角度をゼロセットをして、そこから調べた北の方角にプリズムを立てて覗いて方位角を調べるという方法をするのでしょうか? そこの最初の点以降の方位角は各測点の計算で出せるというのは勉強してみてわかってはいるのですが、どうやって最初に据え付けした点からの方位角を知ることができるのかよくわからないので教えてほしいです。 ②レベル測量などで使う地盤高について 地盤高と標高は似て非なるものというのはネットで調べてみてなんとなくは知りましたが、全くの別物で地盤高は東京平均海面から地表までの高さという認識で良いのでしょうか? また、例えば適当な土地で実際にレベル測量をした場合、そのレベル測量をし始める最初のポイントの地盤高はどう調べたら良いのでしょうか? その測量したい場所の最初の地盤高の知り方がよくわかりません。こちらも知りたいです。 ③トータルステーション等の測量機の最初の向きについて トータルステーションの測量機を一度だけ少し触ったことがあるのですが、据え付けをしてから実際に測点を見る時、水平締め付けネジや望遠鏡据え付けネジのある方を測点側にして視準するのでしょうか?それとも反対の求心装置のレンズがある方を測点側にして正の視準をするのでしょうか? ④トータルステーションの据え付け方について 上記の据え付けの際の手順ですが、 1.最初に測量機の整準ネジを全て同じ高さにセットしておき、まずある程度求心をしながら三脚だけを据え付ける。 2.据えた三脚の脚の伸縮を調整しながら天板の平行を見て平行が取れてる様子があれば、測点の方向へ機器を取り付け、三脚の内、二脚を動かしながら再度求心をする。 3.取り付けた本体の気泡を整準ネジで調整するが、本体の気泡が大きくズレていれば三脚を伸縮させある程度気泡を中心に持っていきそこから整準ネジで微調整する。 4.本体の電源を入れチルト(?)でプラスマイナス10秒以内の範囲内に気泡を入れる。 5.求心がズレていないかを確認する。ズレていればシフティング装置や本体の取り付けネジを外して求心をする。もし大きくズレていれば求心装置のレンズを覗きながら測量機を天板に固定したまま三脚の内の手前二脚を動かし求心をする。 求心がキチンと取れたらまた気泡とチルトを確認する。確認して10秒以内の水平が取れていなければまた3と4の繰り返しをして水平と求心を取る。 6.求心と水平が取れたら望遠鏡を反転させてみてそこでも水平か取れているかを確認する と、いう手順で良いのでしょうか?ちょっとやってみた感じ、求心取るのが難しく、整準ネジで調整してもすぐズレますし、チルトの数値が10秒以内というのもなかなか難しく、なかなか上手く行きません。求心はある程度でよくてど真ん中でなくても良いのでしょうか? 長くなりましたが、周りに教えてくれる人もいないので、以上、4点についてお聞きしたいです。 よろしくお願いします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    ①方位角とか方向角って解りますか? 色々と種類あるんですが、公共測量等で行う場合はすでに座標が出ている点からスタートします。主に三角点とか公共基準点とか言われる点。またはGNSS測量などによって座標の出された点などです。 座標のある2点よりトータルステーション等をもちいて角度を測量して進んで行きます。また結合トラバースの場合はゴールでも2点座標があるのが理想です。 または、精度的にそこまで必要無い測量の場合はコンパスの北(磁北)から測量しても良いと思いますが・・・?まぁ精度はかなり悪いです。 余談ですが、昔は太陽の方向や、北極星の方向より測量をする方法などもありました。僕はした事ないですけど? ②地盤高と標高まぁ似て非なるものかも? 標高が東京平均海面からの高さになります。どこを基準にするかと言うと全国に水準点と言う点があります。そこから水準測量にて測量をかけて目的の場所の高さを測量します。 ちなみに最近ではGNSS測量で水準測量を行う事も出来るようになってきています。 ③これは・・・機種によって色々とあるのでメーカーに聞いてってのが正しい答えになると思いますけど、一般的には鉛直軸のメモリが降ってある円盤が左側に来るのが正の状態で右側に来ている状態が反と言われます。 円盤って言っても・・・実際にはトータルステーションの内部に入ってるので膨らみがある方が左なんですが・・・文字で説明は難しいですね(笑) たぶんパンフレットに乗ってる写真の通りが正だと(笑) ④kok********さんがおっしゃってる方法が楽に据えられて便利です。 上手な人は三脚を据える時に自分がまっすぐ立ち、三脚の位置を決めて踏み込みます。そこからトータルステーションを載せます。その後調製ネジで水平にして求心望遠鏡を覗いて整準します。ここで下手な人は範囲に入って来ないので、どちらの方にどれくらい移動したら良いかを考えて、三脚を上げ下げしてから再度水平にして、整準します。 本当に上手な人は一回で出来るので機械据えるの1分どころか30秒くらいかからない人もいますからね♪ また求心の合わせ方ですが、測量のレベルに寄って考えてください。現地測量などの様に5mmくらいずれても平気な測量をしている場合はそれなりに、基準点測量などで精密な測量をしている場合は精密に。ものすごい高度な精密な測量をしている場合は・・・専用の機材で据え付けます♪ チルトの数字が10秒が難しいとの事ですが、機械を正の状態で0秒までもっていき、180度反転した時にずれがある場合は機械が誤差を持っている可能性もあります。メーカーで調整してもらうのが良いかも?

  • ①方位磁石で測るから、真北方位は正確ではない。よって、終点Eに至るまでは大きな差が生じるが、これをコンパス法『誤差を距離に比例分散』で計算する。 実際の現場だと無方向トラバースで計算する。 ②ジオイド高というものがある。 また、最初の標高の解らない点からは、レベルだろとTSだろうと測量は出来ません。なので、あくまで相対的な値からのプラスマイナスの計算になります。 GPSなら解析は可能ですけど、それでも固定点の標高を入れないと、正確な値は出てこないでしょうね。 正しい標高計算であるならば、水準点からレベルで測量するか、TSで簡易水準測量するしかない。 ③何と言うネジなのか忘れたが、自分は望遠鏡を上下する為のネジを反対側から先に視順したことはありません…。 だけど計算は同じように算出可能ではないか? ④求心望遠鏡で視順してから、三脚で整順する。あなたのやり方だと高さを調整するのが難しくなる。この場合だと、機械を痛めない為の昔からのやり方ですね。

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  • ①北方向をゼロセットですね、観測が北から始まるとソフトを利用した計算とかは楽かと。ちなみにコンパスは磁方位です。 ②高さの基準はおっしゃるとおりです 任意の場所の標高は水準点からひっぱってくるか、GPSか、それこそ任意で決めるかです ③うちのTSでは気にしません、そういうのあるのかな? ④これは測量の授業とは違うやりかたですが、こちらのほうが早いという据え方を。まず三脚をTS点にあわせて据えしっかり踏みます。そして機械を載せTS点を覗いて調節ネジで真ん中に来るように合わせます。それから三脚で気泡の水平をとり、また覗いてTS点が真ん中になるよう調節。斜面ではなんどか繰り返すことになります。 いい塩梅になったらチルトで水平をあわせ、求心してずれが多少あるので機械をゆるめて中心にくるようずらし、またチルトで水平をだします、これを2回くらい繰り返すときれいに据わります。 機械を載せたまま三脚の位置を変えるのは機械に衝撃が少なからずかかるので一度箱に戻してますね。 最終的には求心はど真ん中です。誤差はないようにつぶしておくべきですね!

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