教員免許についてです

Question

教員免許についてですある大学で「中学校の教員免許を取ると、も れ な く高校の教員免許も取得できる」と言ってて魅力的だなぁとか思ったんですけど、実際これは良くあることなのでしょうか？？

Answer 1

＞ある大学で「中学校の教員免許を取ると、も れ な く高校の教員免許も取得できる」と言ってて魅力的だなぁとか思ったんですけど、

例えば、

国語・理科・音楽・体育・英語・数学の免許は、中学の分の科目を勉強すれば、
高校の分の科目も全て勉強したことになり、

中高両方の免許を取得できます。

※社会・家庭科・美術の免許については、
中学免許のみの科目や、高校免許のみの科目があるので、

中学の分の科目だけしか勉強しなかった場合、

高校の分の科目も全て勉強したことにはならないため、
高校の免許は取得できません。

Answer 2

もれなくではなく、ちゃんと申請します。
教職課程にそのカリキュラムが含まれていますので、もれなくみたいに言う人がいるだけです。

教員免許は法律で10年の有効期限があります。
免許の更新する要件として、教壇に立っていること(教壇に立つ予定がある)が前提条件です。

運転免許のように簡単な更新ではなく、教職に関する講座を大学などで30単位ほど取りその証明書を添付して更新申請します。

要するに教師でない人は実質、免許更新できないようになっています。

魅力的って、教師にならない人はムダな苦労になるだけです。
ちなみに教師は三大ブラック業界のひとつに数えられている職業です。

安直に教師なんてやったら最後、過労で心身をぶっ壊しますよ。
体力と気力に自信があるタフな人でないと続きません。

教師はサービス残業、週休1日が当たり前。
それが嫌なら教師にはなれません。
子どもたちのために自分のプライベートを犠牲にする奉仕の精神が必要です。

そんなブラック職業のめんどくさい価値のない免許を欲しいのですか？
お得ではなく、邪魔なだけですよ。

教員免許を取る際には就活の最重要時期に教育実習で3週間ほど学校に缶詰にされます。
ヤバイことになりますよ。

Answer 3

これはごく普通のことです。

例えば高校の数学の免許を取る場合、教科に関する専門的科目20単位と教職に関する科目35～40単位程、教科教育法4単位(2単位の科目を2つという大学が多い)、教育実習が事前指導1単位と実習2単位、教職実践演習2単位を修得する必要があります。これが中学校になると更に教科教育法2単位(大学によっては高校と合わせて5科目10単位を取らなければならないことも・・・)、教育実習2単位と介護等体験が必要となります。

なので中学校免許を取るつもりで教科に関する専門的科目と教職に関する科目を履修し、3週間教育実習に行き、すべての教科教育法の単位を取って介護等体験を終えれば、自動的に中学校の免許と高校の免許の取得要件を満たすこととなります。ただこれは中学校と高校に課程がある国語や数学、理科、社会、英語、音楽、保健体育、美術、家庭といった科目に限った話であり、中学校にしかない技術科や高校にしかない商業科や工業科などの科目になれば、話はまた変わります。

Answer 4

よくあることじゃないかな？
理科や英語だと十分可能あり得る話です。ただ、社会科は難しいかと思います。

中学校と高校の免許は、別々です。
このため、取得に必要な科目が一部異なります。

しかし、条件が良い学科だと、意識してなくとも自然と中学校免許取得と同時に高校免許取得もできると思います。

中学校と高校では、教員免許に必要な科目はほとんど重複しています。ただ全て同じではありません。中学校免許は、教職課程独自科目（例えば教育実習）が高校より多く指定されています。教員免許に必要な単位数は同じなので、その分高校では別な科目を受講しないといけません。ただ高校では、その分を学科の開講科目で補うことが多いと思います。しかも、学科の開講科目の中でも基本的なものが指定されますから、卒業のためにかなりの学生が教員免許関係なく受講する科目だったりします。

こうなると中学校免許のみ取得していたつもりが、卒業時点で高校免許も取得可能ということはあります。
必修科目が多いの学科だと、「もれなく高校の教員免許も取得できる」となると思います。

他にも、中学校のみに必要な科目を、大学が高校に必要な科目として独自に指定している場合でも同様になると思います。