診療放射線技師ですが、去年の暮傷害罪で略式起訴を経て罰金刑を受けました。 免許は取り消しになるのでしょうか。

Question

診療放射線技師ですが、去年の暮傷害罪で略式起訴を経て罰金刑を受けました。
免許は取り消しになるのでしょうか。

Answer 1

結論から言うと、傷害罪による罰金では、診療放射線技師免許取消処分にはなりません。また、業務停止処分にもなりません。
その理由として、診療放射線技師法第9条第1項は「診療放射線技師が第4条各号のいずれかに該当するに至ったときは、厚生労働大臣は、その免許を取り消し、又は期間を定めてその業務の停止を命ずることができる。」と定め、診療放射線技師法第4条第2号に「診療放射線技師の業務に関して犯罪又は不正の行為があった者」と定めておりますが、おそらく病院外、業務外で起きた刑事事件だろうと推認されるからです。診療放射線技師免許取消処分になるのは、業務中の準強制わいせつ罪により懲役（全部執行猶予付でも。）に処せられた場合だろうと思われます。臨床検査技師、歯科技工士も同様です。
一方、医師、歯科医師、看護師、保健師、助産師、准看護師、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、視能訓練士は、いずれも法律で免許の欠格事由として「罰金以上の刑に処せられた者」と規定しておりますので、罰金、禁錮又は懲役の刑に処せられると、厚生労働大臣（准看護師は都道府県知事）は、免許取消、3年以下の業務停止、戒告（医師、歯科医師はは再教育研修あり）、行政指導としての厳重注意とされることがあります。こちらは、業務外での犯罪も含まれ、交通事故、酒気帯び運転での医業停止処分もあり、2019年は傷害罪の罰金で医師と歯科医師の2人がそれぞれ戒告処分となっています。
ちなみに、前科は、戸籍謄本には記載されませんが、本籍（戸籍）のある市役所、区役所、町役場又は村役場の戸籍係には「犯罪人名簿」が備え付けてあり、交通（赤）切符を除き、地方検察庁からの既決犯罪通知によりこの名簿に登載されますが、再犯がなければ、罰金は5年間、懲役・禁錮の実刑は刑終了から10年間、懲役・禁錮の全部執行猶予は1～5年間の刑の執行猶予期間満了により、犯罪人名簿から削除されます。
一定の免許取得や特定の職業（警備員等）に就く場合は、犯罪人名簿に従って照会回答します。
ただし、犯罪時、20歳未満（少年）の場合、犯罪人名簿には原則登載されません。
また、天皇陛下御即位恩赦や常時恩赦の個別恩賜によって資格制限が消滅することもあります。

参考文献）冨永康雄「五訂版 前科登録と犯歴事務」（日本加除出版、2016年）

Answer 2

何で傷害罪で 罰金刑ですか？

罰金刑の適用は交通違反です。

傷害罪なら 警察は検察庁に身柄を送り 懲役○年と裁判所に書類を出すが

免許うんぬんの前に 刑務所に服役なら 会社は解雇される。
これを法律用語で 懲戒解雇と言う。

傷害罪まで行かないけど
社内で（勤務中に）ケンカや、ワイセツ行為でも解雇される。

もっとも 会社から解雇を言い渡される前に、自主的に退職する。
懲戒解雇なら退職金無しだが、事前に退職なら退職金が出る。

傷害罪を起こして 今は仕事をしているのですか？
これが不思議だ。

次いで刑法犯罪になると、戸籍謄本に記載される。
これでは再就職も結婚も難しい。 親子三代までに記載だから厳しい。

住宅ローンも、不動産取得もアウト。戸籍抄本提出の所はダメです。
相手と示談なら まだ救いようが有る。これなら前科が付かない。

「ＴＯＫＩＯ」のメンバーの山口 達也のように。
示談になると、相手は告訴を取り下げる。