美容師にも業種があるので一般的なヘアスタイリストである事を前提に回答します。 まず、薄給です。 専門出の地方アシスタントは凡そ16万〜18万の最低賃金ギリギリの給与です。 この業界は日本においては完全に斜陽業界です。 少子高齢化が進む=ファッション意識の高い若年層顧客が減る というニーズ減は避けようがなく、既存の顧客を各店舗が奪い合う状況です。 また、独立するのにも相当の資金が必要で、仮に店を貸テナントで1から作るとなると1000〜1500万は必要でしょう。 そもそもその様な薄給の人に大きな資金を貸してくれる銀行は皆無なので、見せ金として最低でも500万程度の貯金は必須です。 個人的な見解ですが、夫婦共々スタイリストが多い理由は1人では独立資金が捻出出来ない為に結婚してる感があります。 ちなみに独立が遅い程顧客は掴めません。 というのも50歳前後になった美容士に進んでやって欲しいなんていう顧客は少数派ですので。 なので 「どうしてもスタイリストがやりたい」 という人以外には全く続きません。 追記ですが、専門卒業時に実際に美容師として就職出来るのも全員ではありませんし、(私の実感とは違いますが)美容師の離職率は1年で50%、10年後で92%等と言われてます。 また休日も練習会やセミナー等で実質の休みは少なく、就業時間前後で練習したり等の時間外業務が毎日の様に発生します。 その様な時間に賃金が発生しない慣例があり非常にブラックな業界とも言えます。 まぁ、給料が気になるなら入っちゃいけない業界ですね。
なるほど:1
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