解決済み
歯科技工士、歯科医師、その他、分かる方質問です。メタルコアの鋳造についてです。 毎回同じように鋳造してるんですけど、 ちゃんと成功する時と、失敗して塊みたいになってる時があります。 なぜ、そうなるのか原因が分かりません。 職場の人に聞いても、分からないといいます。 その人も時々塊みたいになることがあるそうです。 原因が分からないと改善のしようがありません。 私のやり方を書いておきます。 埋没して、約30分後 ファーネスに約一時間入れて 少し冷ますために約10分外に出しています シルバーなので、あまり熱くなりすぎないように溶かして鋳造します 遠心鋳造です 分かる方、是非教えてください。お願いします。
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お書きになった状況(やり方)だけで判断するのは難しいと思いますが一般論として次のようなことが考えれれます。 コアのキャストの場合、一般的なインレーやクラウンと違いワックスパターンが塊状(容量の割りに分厚い)の形態になっていることが多いと思います。 普段採っておられる加熱方法がヒートショック法のようですので、この場合ワックスの沸騰など焼却時に鋳型に及ぼす影響が大きくなる傾向が有ります。 より慎重な鋳型の操作、管理が必要になります。 ○混水比、練和時間は適切か? ヒートショック対応の埋没財は従来型よりも軟らかく(物によってはしゃびしゃびに)練りあがります。 勘に頼って操作すると異常に高い混水比で練和している時があり、爆発につながります。 また同様な理由で、連和時間が短くても混ざり合ってしまったように勘違いしがちです。十分な初期の硬化反応が得られず鋳型の崩壊の原因になります。 鋳型材によってはW/Pや練和時間、その他使用環境にかなりデリケートな製品もあるようです。 ○加熱温度、時間の管理は適切か? 何度まで加熱しているのかが書かれてありませんが、通常のサイズのリング(直径3~4センチ)数個まででしたら700℃30分程度の加熱で十分焼却が終了します。長すぎても効果がありません。 ○使用する水の水質は適切か? 地域によって水道水の硬度には差があります。効果に影響があり蒸留水などを使用することで結果が改善される事もあります。 ○鋳型材に問題はないか? メーカーが公表していなくても、特定のロットに限りトラブルが多発している場合も有るようです。短期間に集中してトラブルが続くような場合鋳型材の不良も考えられます。 ○パターンクリーナーとの相性は? 表面に多く残留しすぎていてもだめですが、相性もあります。 塊、がいわゆる丸まったような状態でしたら鋳造圧が少なすぎる『なめられ』も考えられます。 この場合は、 ・圧力を上げる ・鋳型温度を上げる ・スプルーを太くする ・溶解温度を上げる 等の対策があります。 質問内容からは以上の様な一般論しかお答えできません。 使用材料、練和条件(昆水比・練和時間・練和速度・減圧度・使用水・水温等)、埋没条件(スプルーイング・リングサイズ・リングライナーの厚さ、種類、巻き数、乾湿・パターンクリーナー等)、鋳造条件(鋳型温度・係留時間・冷却時間、温度・金属の種類・溶解温度・フラックス等) 等、出来るだけ統一した条件で作業をして、どのような場合に特定して欠陥が発生するのかを知らない限り原因を突き止めるのは難しいと思います。 鋳型やワックスのメーカーなどに問い合わせてもヒントを得ることは出来ると思いますので、そんなことも試されてはいかがでしょうか。 ■追記 リン酸塩系埋没材と練和カップを併用していますと、石膏系埋没材の硬化トラブルにつながる事もあります。
2人が参考になると回答しました
技工士です 塊って事は、きちんと金属が流れきってないって事だと思って。。。 冷ましすぎ? 金属はきちんと溶けてますか? 同じ金属を何回も使い回してないですか? 冷ましすぎの気がします。
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