税理士・簿記論、問題の読み方について教えて下さい。 始めはざっと読んで取捨選択していきますが、 そのざっと読む際…

Question

税理士・簿記論、問題の読み方について教えて下さい。

始めはざっと読んで取捨選択していきますが、
そのざっと読む際、どの程度まで読んでますか？私は、問題文の長さで決めがちで
第一問、第二問は、１ページ内で収まるかどうか、で
だいたい決めています。
第三問は資料が散らばってない論点から。
なので有価証券、固定資産、退職給付などを
優先させています。
とは言え、前半の現金預金関連の所に
固定資産などの資料もあったりするので
そういった所だけチェックし、
あとはほぼ読まずに飛ばしています。
飛ばさずに売掛金、買掛金、手形なども
狙いにいけば得点できる事もあるのですが、
それだとそこに時間がかかって
有価証券などが手をつけれなかったりします。
なので得点精度の高さから
第三問の前半は飛ばし、後半の有価証券などを
確実に、という方向でやっています。
ですが、近年こういった方法では限界で
第一問、第二問が簡単、第三問がとても難しい
というような回（年）でないと
まったく歯が立ちません。

合格する方は、読むのが早いのでしょうか？
始めにざっと読む際、
これはこういう方法で解くんだな、程度は
把握しながら読んでいるのでしょうか。
私は、まったく手を付けれない箇所が
いくつか残ったまま毎回終わってしまいます。
手を付けれなかった所が捨てどころだと良しですが、
こういった事は、あるていど運も作用するのでしょうか？
高得点で合格する特別な人を除いては、
合格する人が飛びぬけて知識が高いようには思えません。
早さ、と勘の良さ、みたいなものが違うな、という気がします。
早さ、については、私自身まだまだ練習不足で
努力するしかないと思うのですが、
勘の良さ（読む速さ）というのは、
どうやって練習するのでしょう。
私は考えている無駄な時間が長く、
解ける所を残したまま終わる事が多いです。
これはもうちょっと時間をかけたら解けそう、という状況で
解ける時と、解けずに無駄、と、どちらの時もあり
今の私にとっては、そこは運でしかありません。
長くなって申し訳なかったですが、
何か良いアドバイスありましたらお願いします。

Answer 1

総合問題を解き慣れる事だと思います。
感覚やスピードも共に慣れです。
こうすれば魔法のようにいきなり
できる方法があったら皆、受かります。
その地道な努力を続けられるかどうかが
合否をわけると思います。

私は簿財は1年目に同時に受かりましたが
これは高校時代から簿記を学んでおり、
総合問題を検定以外にも解く機会が
多かったからだと思っています。

Answer 2

これはなかなか伝えられないです。
一言で言うと、問題を多く解くことによる「慣れ」だと思います。

私のやり方（うっすら、記憶から消えかけていますが）て言えば、

簿記論の総合問題は、おそらく

①現金預金
②棚卸資産・特殊商品取引
③有価証券
④固定資産（減損）・繰延資産
⑤外貨建て取引・為替予約
⑥引当金
⑦経費の繰越し
⑧その他（本支店・連結など）

みたいな感じで、計算用紙のどの部分に何を書くのか、というのを決めておきます。
そのうえで、例えば、退職給付引当金であれば、計算用紙の８等分した６番目のところに、どんな図を書いて、図のどの部分に何の数字を書くかということは、あらかじめ決めておきます。
そうすれば、後で解きなおすときに、問題を読み直さなくても「期待運用収益率は○％」とかいうことはわかります。
そういうあらかじめの「決め」をすべての論点において確立するくらいまで個別問題をやって、そこから総合問題のスピードを上げていく、ということになるのかなと思います。
いきなり総合問題だけで、どうやって散らばっている数字を漏れなく拾うか、と言うのは難しいでしょう。

上から「げん・たな・ゆう・こ（くり）・がい・ひき・ひ」と覚えてました。
呪文のようなものですかねｗ
私は財表と同時に勉強していたのですが、財表で注記が必要な会計基準が現金以外の６つなので、財表の注記の勉強にも役立つと記憶しています。