イラストレーターには、ざっくりと二種類の人がいますが、 ・個性を活かして「自分にしか描けない世界」を描く人 ・あえて個性を活かさず都度「クライアントの望みのもの」を描く人 前者は、イラストレーターというよりアーティストよりになります。 たまたま、その独特な世界を気に入ってくれた人からは仕事が来ますが、そうでなければ仕事は来ません。 そのため、「独特な世界を気に入ってくれる人がどれくらいいるか」「絵の単価を高くできるか」この2つのバランスが重要になります。 極端な話、一枚500万円で買うという人がいるなら、一年に1枚、たった一人その絵を気に入ってくれる人がいれば、生活していけます。 あるいは、一年に3人しかいなくても、各自が200万円で絵を買ってくれたら、やはり生活はできます。 しかし、一年に1人しか気にいってくれず、かつその人が5万円しか出せなかったら、もちろん生活はできないわけです。 本当に独特な場合は、イラストレーターではなく、アーティストとして成功しないと、やっていけないと思います。 イラストは、商品プロジェクトの一部です。 その商品を売り出すにあたり、企業は予算をとり、その予算の中で使えるイラストレーターに依頼します。 予算ありきで決まっているので、企業の予算内の報酬しかもらえません。 そして、イラストに数百万かけるプロジェクトなんて、まずありません。 比較的「個性的な世界観」を重視してくれる、本の装丁やCDジャケットの仕事などでも、1件10~20万程度が相場なので、なかなか難しいと思います。 また「独特の世界観」は「飽きられやすい」ということもあります。それも長く仕事を続けていきたいなら厳しい面があると思います。 後者は、たとえば「いらすとや」さんがわかりやすいと思います。 独特な世界観とか、すごい個性などは一切ありませんが、「多くの人が使いやすい」絵柄ですよね。 こういう絵は、単価は高くならないことが多いですが、多く仕事が来る可能性が高いです。 しかし、イラストレーターはたいてい1人での作業となりますので、量産には限界があります。単価によっては、いくら仕事がきても薄利多売で、なかなか厳しいものがるでしょう。 ですので、結局はバランスでしょうね。
イラストを売るのは難しいです。 絵が独特でも、独特じゃなくても。 イラストを売るにはどうしたらいいか、 あなたは真面目に考えたことはありますか? イラストって世の中のどういうところに使われていますか? 本や雑誌の挿絵? それなら、 本や雑誌を出版している出版社の編集部を訪れて、 「自分のイラストを使ってください」と売り込まなきゃ。 パンフレットやチラシの挿絵? それなら、 パンフレットやチラシを企画制作している会社を訪れて、 「自分のイラストを使ってください」と売り込まなきゃ。 世の中には、 自分のイラストを売りたい人が無数にいて、 限られた仕事をめぐって争っているんです。 絵が独特かどうかなんてあんまり関係はなくて、 担当者に自分のイラストを採用してもらえるかどうか、 なんです。 100件売り込みをかけて、1回採用…といレベル。 そのうちにあなたは分かってきます。 担当者に望まれている絵を描かなきゃ、 採用の検討すらしてもらえない、ってことが。
いきなりなるのもありですが、pixivしてファン増やしてランキングに乗るとか美大か専門学校行ってもっと技術を深めるのもありだと思います どんな絵か見たいです!
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