舞台やライブの裏方のお仕事に興味があります。

Question

舞台やライブの裏方のお仕事に興味があります。舞台などの裏方のお仕事について調べたところ、会社に就職して、制作や音響などの仕事につき、舞台を作っていくとかいてありました。それは、会社に就職するのであって、劇場のスタッフではないんですよね？
その劇場や会場自体のスタッフについて知りたいのです。どういう仕事内容なのか、どうやってその仕事についたのか教えていただきたいです。
説明足らずで申し訳ないです。

Answer 1

舞台やライブの裏方の仕事は、通常はプロモーションする企画会社やアーチストさんの指定によって、舞台の会社、音響の会社、照明の会社（それぞれ個人でやっているフリーランスも含む）へ依頼し、その会社が行います。

それぞれの劇場には専属のスタッフが1～数人います。
その劇場のスタッフの質問と言うことなので返答します。

劇場専属スタッフには2種類あります。
舞台会社や照明会社、音響会社などへ委託し、その会社から派遣されてきている場合と、劇場の運営会社で行っている場合です。

運営会社で行っている場合にも、都道府県や市町村が公営している場合と、劇場の運営・管理する財団がしている場合と、民間会社が運営している場合があります。
公営の場合は、その役所勤めの公務員が担当します。財団や民間会社では、その財団や民間会社の職員や派遣人が行います。

劇場での仕事の内容ですが、舞台を使う時に劇場に入り、先ずは搬入口や劇場、各部屋の開錠を行います。
ステージの設営は舞台さん、照明さん、音響さんが行いますので、劇場のルールに違反する作業をしないか、危険な作業をしないかを監視します。
たとえば、勝手に舞台機構を操作したり、配線や配管を切断したり、火や水を使った値、客席を増設したり、
使っていけないところに釘やガムテを使ったり、飲食したり・・・

そして、緞帳や舞台のセリ、回転などを大事で危険な舞台機構の操作を行います。

ステージが終演して撤収が完了すると、劇場がきちんと復元されているかを点検し、
装置や機材に不具合があれば報告して早急に修理依頼を行います。

講演会や説明会、学会などのように音を出すだけ、明かりを点けて消すだけで良いなら、劇場スタッフが行う場合もあります。

ざっとこんな感じですが、
私は一昨年に財団から劇場のスタッフになって欲しいと要請されました。
音響会社さんとお付き合いがあり、時々ステージのサポートに（アルバイト？勉強？）行っており、音響会社さんを通して「劇場の管理スタッフ探しているけど、どう？」と声がかかったのです。
条件は、舞台を使う時（本番、リハ、仕込み）には劇場に入ると言うもので、本業の仕事に差し支えるのと、報酬が安かったので断りましたが。
（およそ月に10日ほどの勤務でした）