厳密にはあんまり違いはありません。 大昔に漫画家からイラストレーターに転身した 高橋真琴さんという方は 漫画家時代から漫画なのにスタイル画のような構図を取っていて 漫画というよりイラストを見ているようだと もっぱらの評判だったそうです。 なので、漫画家をやめてイラストに転身を決めた時は ファンから「待ってました」と喜ばれたとか。
漫画家:多少絵が下手でも話でヒット打てる人、技術更新・遅 イラストレーター:絵が上手くないと即二軍行きになる人、技術更新・速 昔のイラストレーターは漫画描かせると見るも無残な人が多かったが 現代は競争相手が多くなり 1枚にかけるレベルの向上が尋常ではなくコスパが悪いので 漫画もある程度描けないと厳しい時代になっている。
普通に考えれば 漫画を描くことを生業としている人が 「漫画家」さんで、 イラストを描く事を生業としている人が 「イラストレーター」です。 仕事していは明らかに違うのですが、 絵のスタイルなどによっては接点が多いので、 境界に近いポジションの絵を描く人には 兼業している人もたくさんいます。 (私もその1人です) 漫画はその機能上たくさんの同じ様な絵を描く必要があったり、 書籍などの印刷における制限もあるため 必然的に絵に生産性が求められます。 そのために1枚の絵(1コマの事)にかけられる時間や手間にも限りがありますので、絵の完成度や精度においては、 イラスト程高く求められることはありません。 イラストレーションは、 何かしらの目的を持った絵なので、 その目的に合わせて様々な表現や精度が求められます。 しかしながら、最近は、 漫画の様なイラストとして、 とても簡易な表現であってもイラストレーションとして成り立つ事もあったり、 漫画風のイラストなどを求められる事も少なくありません。 また、漫画の制作や印刷における技術なども上がっていて、 大変精度の高い絵や非常に完成度の高い絵を漫画に用いる事も増えています。 そのため漫画の表現とイラストの表現の境界は曖昧になっています。 とはいえ、ずっと以前から、 イラストレーターが漫画を描く事や 漫画家がイラストを描く事も珍しくはありませんでしたから、 必ずしも技術や環境の違いが、 境界を曖昧にしたというわけでもないようです。 中には、 イラストに吹き出しやストーリーを付ければ漫画になるという風に考える人もいます。 また編集さんなどには、漫画の内容を説明する際に 1コマの中にある絵を指して「イラスト」と呼ぶ事もあります。 私自身も名詞や申告など含めて 一度も漫画家と名乗ったことはないのですが、 一部の出版者さんには「漫画家」として登録されています。 だから、それらに従事する人のことは あまりはっきりと区別されていないと見ても良いのかなと思いますよ。
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