大学2年生です。今、教職をとっているのですが、正直もうやめたいです。私は教師になるつもりなんか全くなく、人前で話すことや…

Question

大学2年生です。今、教職をとっているのですが、正直もうやめたいです。私は教師になるつもりなんか全くなく、人前で話すことや子供が嫌いな私にとって教師の仕事は苦行でしかありません。1年生の頃から親に資格があった方が役に立つと散々言われ、渋々とっています。資格の大切さはもちろん分かります。今特に他になりたい職業があるわけでもなく、ただだらだらと大学生活を過ごすよりは取れるものはとっておいた方がいいのか、自分でもわかりません。別に普段の授業数が増えることは苦ではないのですが、2年後の教育実習や1年後の介護体験のことを考えると憂鬱です。親にはギリギリまで教職をとっていると嘘をつき、後戻り出来なくなったところで実は教職課程をいなかったと告白する(要するに親に嘘をつく)ということまで考えましたが、親を騙す罪悪感は計り知れないと思います。今まで、直接親に交渉しましたが全く聞き入れてもらえませんでした。どうすればいいですか。

Answer 1

親はあなたの人生に責任を取れません。

あなたの親の世代に限らず、
＞資格があった方が役に立つ
というのは一般的です。

問題は資格の内容です。

たとえば、通信教育で儲けている会社で宣伝している、行政書士とか医療事務とか
（行政書士は国家資格ですが、資格を取得しても９０％以上、生計を維持できません。医療事務や歯科助手、ベビーマッサージなどは問題外）

そして、教員免許ですが、
あなたのご両親の世代と現在では制度そのものが異なります。
（おそらくあなたのご両親はご存じない）
１０年ほど前、教員免許更新制度（私は最悪の制度だと思っていますが）が
できたために、せっかく教員免許を取得しても、１０年間教員にならなかった場合には免許そのものが失効するようになってしまいました。
ですので教員になる気がない方が教職課程をとっても負担になるだけです。
いまのうちに止めた方が良いです。

次に他の資格についてです。
あなたのご両親は
＞資格があった方が役に立つと
いうことですが、どんな根拠があるのか、が問題です。
ご両親は資格を必要な仕事をしていて、そう言っているのでしょうか？

逆に、資格の必要ない仕事をしていて、「資格さえあればもっと良い仕事ができたのに」と後悔している可能性があります。だから資格を勧める。

どちらなのか、確認の必要があります。
資格なら何でも取ればよい、というのは資格の世界を知らない方の台詞です。

ですので、あなたがやるべきことは、ご両親の発言の真意と、教員免許制度が変わった、ということの説明です。

なお、あなたの通学される大学で、教員免許でなくて、学芸員とか図書館司書の資格を取得できるとします。こちらはもっと役立ちません。資格取得者が数万人いるのに採用は・・・図書館や博物館に欠員が出たときのみです。

Answer 2

＞1年生の頃から親に資格があった方が役に立つと散々言われ、

＞取れるものはとっておいた方がいいのか、

☆第一志望の一般企業の面接の日と、教育実習の期間が重なってしまい、
面接行けなくて、
第一志望の一般企業、あきらめた・・・。

☆履歴書の資格欄に、
（何か有利になるかも？）と、勝手に期待して、
「教員免許取得見込み」と書くと・・・、

→一般企業の就職試験の面接で、

「君は、教師になりたいからこそ、教員免許をとるんでしょ？
なんで教師にならないの？
一般企業は、すべり止めだね？」

・・・などと、つっこまれ、
しどろもどろになって、うまく答えられず、

面接は、メチャクチャになり、
結局、不採用・・・、

・・・といった感じで、
「マイナス」「不利」になりますが、

それでもＯＫですか？

※履歴書の資格欄に、
わざわざ書かなければ、
つっこまれたりしませんが・・・。

☆例えば、
一般企業の就職試験の面接で、

「大学時代に、頑張ったことは、何かありますか？」

「教員免許を取得するために、
教員免許をとらない人よりも、多くの単位をとるため、
頑張りました！」

「第1志望は、教員なんですね。
一般企業は、すべり止めですか？」

・・・となってしまう場合もあるので、

→大変残念ですが、

大学で、真面目に、勉強を頑張ったアピールにすら、なりません・・・。

※例えば、

・絶対、教師になりたい！
・教育に興味があって、教育について勉強したい！！学びたい！！

・・・ということであれば、
教員免許を取得しても良いですが、

→例えば、

「教師になりたいわけではないし、教育について勉強したいわけでもないけど、
就活で有利になるかもしれないから、いちおとっておこうかな～～～」

・・・くらいの気持ちなら、

せっかく、わざわざ、教員免許を取得しても、
メリットが何1つなく、

意味ありません。

＞私は教師になるつもりなんか全くなく、人前で話すことや子供が嫌いな私にとって教師の仕事は苦行でしかありません。

＞別に普段の授業数が増えることは苦ではないのですが、

大学1年生のうちは、教職課程を履修する人が多いのですが、
学年が上がっていくにつれ、リタイアする人が必ずといっていいほど出ます。

☆そして・・・、
大学3年生になると、「教科教育法」という科目があります。

（科目名の例）
「国語科教育法」「数学科指導論」「英語科指導法」
「社会科教育法」「地理歴史科指導論」「公民科指導法」
「音楽科教育法」「美術科指導論」「保健体育科指導法」
「家庭科教育法」「理科指導論」「理科指導法」など

→この科目は、テキスト開いて先生の話をきいてれば良い
というものではありません・・・。

※まず、中学や高校の50分の授業を想像し、
「自分だったら、こんな感じの授業をやってみたい！」というのを考えます。

→そして、1人ずつ前にでて、
教科教育法を履修している他の学生や、
教科教育法の授業の担当の先生が、
みんな見ている前で、
自分が考えた50分間の授業を実際にやってみて、

他の学生や担当の先生から、自分の授業を受けた感想をきく。

・・・という科目です。

※この宿題には、「正解」というものはありません。
そのため、手直ししようと思えば、いくらでも時間をかけることができます。

→ですから、例えば、

「教員免許なんて、いらね～～や！」学生が、
バイトだ！サークルだ！飲み会だ！とバカ騒ぎしている時、

「教員免許とりたい！」学生は、

大学や町の図書館などで参考になりそうな本を探したり、

家に帰ってから、
「どんな感じの授業がいいかな？板書はどんな風にしよう？
それとも、なにかプリント作って配ったほうがわかりやすいかな？」

・・・などと、
いろいろ考えなくてはいけません。

→ですから、

・絶対、教師になりたい！
・教育に興味があって、教育について勉強したい！学びたい！

・・・という人でないと、
教職課程の学習は、続きませんが・・・。

※教員免許更新制開始後（平成２１年以降）に、教員免許を取得した場合は、
教師として働いている・働いたことがない、に、一切関係なく、
10年経過すると、自動的に、教員免許が失効します。

☆今のところ、教員免許更新講習へ参加出来るのは、

・幼小中高の現役教師

・公立学校の教員採用試験に合格した、
私立学校から採用内定をもらった、
都道府県教育委員会や教育事務所などへ講師登録をした、など、
来年から教師として働く可能性がある人（※1）

・以前、教師として勤務していたが、
今は、産休や育休で休んでいる人。
あるいは、退職して専業主婦・主夫をしている人

・以前、教師として勤務していたが、
今は、別の仕事をしている人。

・・・といった「参加制限」が設定されており、
どれか1条件を満たしていないと、
講習に参加することができません。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/08051422/004.htm

※教員免許の更新は、自動車免許の更新と、同じシステムです。

○自動車免許が3日前に期限切れになってしまったから、
免許センターへ行って、
期限切れの人向けの講習を受けて復活させよう！

○勤めていた会社が倒産してしまい、いろいろ考えたすえ、
教員採用試験を受験して合格し、来年から教員として働ける可能性が出てきたけど、
教員免許は失効してるから、教員免許更新講習を受けて復活させよう！（上記の※1の状況）

→あくまでも、

○ 「教員免許が失効＝教師として働けない、教壇に立てない、担任できない」ということであり、

× 「教員免許がきれいさっぱりなくなって、単なる紙くずになり、無駄になる」ということではありませんので、

お間違えのないよう、
十分、ご注意下さい。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/08051422/003.htm

☆教員免許が失効していても、
公立学校や私立学校の採用試験を受験することは可能です。

→「失効していると、受験できない」ということは、ありませんので、
受験して合格すればOK。

教員免許更新講習に参加することができ、
教員免許を更新することができます。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/010/08082808.htm

※なので、

質問者さん「教員免許とっても、10年たつと無駄になるから、
とっても、意味ないし」

親さん「10年たっても、復活させることができるから、
無駄にはならん！！とっとけ！！！」

・・・と、反論されれば、
説得は、失敗します。

Answer 3

お話を聞く限り、たぶん通り一辺倒の理屈では、納得してもらえないでしょう。
問題なのは、教職に代わる何かをあなたの中で見つけられていないことです。自分は将来こんな仕事がしたいから、大学でこんな資格を目指したり、こういう勉強がしたいんだという確固たるものを早く見つけることです。
それがないから困ってるんだと言いたいかもしれませんが、それは、ご自身でいろいろなことに興味を持って取り組んだり、本を読んだり調べたりして、少しずつ新しいものに触れていくしかないと思います。

Answer 4

大学を中退すれば良いでしょう？