形成外科は他の外科みたいに勤務形態は過酷なんですか？

Question

形成外科は他の外科みたいに勤務形態は過酷なんですか？形成外科を受診している患者です。
私の主治医は男性の先生ですが、外来担当医師掲示版は男性の先生と女医さんの名前が半々で、
診察に立ち会っている研修医の先生は女医さんが多いです。
最近は女医さんの人数自体が多いとは思いますが、それでも診療科によっては女医さんが多い科と男性の先生が圧倒的多数という科もあり、不思議に思っていました。
東京医大の入試問題が問題になったとき、体力勝負で緊急手術も多く術後管理も大変な外科では女医さんが少ないという解説がありましたが、形成外科は文字通り外科系の診療科ですよね。
やけどや顔面の骨折など予定外の緊急手術も多いイメージがありますが、緊急手術の多さや体力的な厳しさが他の外科とは少し事情が異なるんでしょうか？

Answer 1

形成外科というのは、皮膚科の外科系部分と耳鼻咽喉科の外科的部分を合わせたような感じです。ですので女医さんも多くなります。
形成外科には緊急手術は殆どありません。ほぼ全て待機手術で、皮膚移植もやけどの患者の症状が落ち着いてから、顔面骨折にしても受傷後1,2週間は経ってからの手術がほとんどですからね。顔面外傷にしても、当直医が止血だけしておいてから翌日形成外科が縫合し直すというパターンが多いです。
あとは、皮膚腫瘍や顔面腫瘍の摘出や、合指症などの小児先天性疾患、最近は乳癌の術後乳房再建や褥瘡の筋皮弁手術などが主な手術だと思いますが、緊急性はありません。

緊急手術が多いのは、脳神経外科、心臓血管外科、消化器外科、胸部外科、整形外科あたりかと思います。

Answer 2

私は逆に緊急を要する手術はしない印象がありますが？？？
なので、女医さんが多いのかもしれませんが、皮膚移植など、手術に繊細なテクニックを必要とするので、そういう点で女性向きなのかもしれません。

やけどは感染症の心配がありますから、症状がとりあえず落ち着くまでは手術しないように思います。

余談ですが、形成外科の先生は、自分の手術した跡をなんだか嬉しそうに診ているように感じるのですが、まるで、「どうだ、オレの芸術作品は！」とでも言いたげなのですが。(笑)