第一声は、相手に安心感を植え付ける穏やかな口調で、語りかける事です。 以前、口座を持ってる地銀から何度か「年金の受け取り口座を開設してくれ...」というテレアポが、中年と思しき女性から落ち着いた口調で何度か掛かってきましたが、これなんか良い方の典型だったと感じてます。こちらとしては全国に窓口を持つ郵貯が好ましいため、事情を丁寧に説明してお引取り願いました。 電話のマナーとして、まず「自分は××会社の▽▽と言う者です」と自己紹介すべきです。が、それ無しにいきなり「○○さんのお宅でしょうか?」は失格ですし、詐欺電話かと怪しまれます。 ましてや「○○さんのお電話で宜しかったでしょうか?」なんてのは最悪の極みです。 そのような時には『はぁ?なんかの間違いじゃないの!』と、ブチ切りしました。 面白いのは、NHKの集金人が来訪した時でした。 インターホン越しの第一声は「私、NHK****から来ました××と申します。こちらはぁ○○○○(フルネーム)さんのぉお宅でぇ宜しかったでしょう、か!?」というもの。 表札はフルネームで掲示してあるし、地上波は契約してる為「契約者シール」も表札に貼られてます。 BS受信料の契約に来たのだと咄嗟に判断して、お引取り願いました。 私は学生時代から電話恐怖症みたいなものがありましたが、某デパートの中元期と歳暮期のバイトで「お客様問い合わせセンター」なるところに配属され、苦情の電話問い合わせを受ける仕事をさせられました。しかしこれが一度やりだすとなかなか面白く、若気の無鉄砲とでも言うのでしょうか、現場からは「経験者」という扱いを受けるようになり、女性社員(美人の人妻でした♥)とペアを組んで少々厄介な苦情専門に回されました。 こんな経験が活かされて、社会人第一声の電話コールでは直属上司(係長)から、私の電話術を絶賛して頂きました。 あなた様には役に立たない、40年前の私の体験談でしたね♪ ........○| ̄|_ 話術の天才と称される、漫才や落語の「つかみ」の話術は大変勉強になると感じてます。失礼ながら、お笑い漫才を前にゲラゲラ馬鹿笑いしてるだけでは、話術の上達は無理です。 もうひとつは、映画「男はつらいよ」で渥美 清が演じたフーテンの寅さんの台詞・文句の逐一を覚えて行き、現役時代のセールストークに活かして行きました。 あなた様のお仕事の一助となれば幸い至極です。 机下
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