就職試験についてなのですが

Question

就職試験についてなのですが一般常識の試験はどのような問題がでるのですか？

Answer 1

新聞やテレビのニュースなどで報じられるような内容のことが中心になるはずです。

出題を担当することがありますが、昨年度は「サブプライムローン」のことや、簡単なところでは、あれこれ書いてはいるのですが、最終的には内閣総理大臣は誰か、を問うような問題も出題しました。
ヘンなところでは、寿命の長いマンガ「ゴルゴ１３」がアニメになりますが、デューク東郷役の声優は、「あぶない刑事」でおなじみの（ ）が担当する、という出題もしてみました。つまり、館か、柴田かの二択の問題です。アブデカを知っていれば、の話ですけどね。

こんな問題は、わかりますか？
「日本で初めて時速３００キロ運転を達成した５００系車両は、次のダイヤ改正で、「のぞみ」の運用から外れ、二段階降格して、（ 号）専用車両になる」
鉄道知識がなくても、「のぞみ」から二段階降格したら 「こだま」に決まっています。
こんな「お助け」問題も出題したりすることがあります。しかし、パッと気づくインスピレーションがなければ、時間に制限があり、かつ緊張を強いられる試験の場面で、正解するのは難しいはずです。

もし、次の採用試験の出題をするなら、僕なら「裁判員」「リーマンブラザーズ」「ねじれ国会」「橋下大阪府知事」「原油先物」「食品偽装」「北朝鮮と核」などをキーワードにするでしょう。（世の中の情勢でどうなるかわかりませんけどね）。ＷＢＣの日本監督に関する問題も出るかもしれません。

サブカル系（？）なら、「麻生 太郎」と「マンガ好き」を使って、
「日本をアニメ王国として世界に知らしめるきっかけとなったアニメの神様（ ）に、麻生太郎氏はかつて国民栄誉賞を授与してはどうかと提案したが、実現には至らなかった」という問題を作るかもしれません。

結局、政治とは何の関係もないし、麻生さんのエピソードを知っていようが知っていまいが、少し考えれば、「手塚治虫」が答えであることがわかります。アニメの神様は、人によって受け取り方が違うと思いますが、「国民栄誉賞」がうんぬんされる人といえば、この人しかいないな、と気づくインスピレーションを問うているわけです。

この他に、横８センチ、縦５センチくらいの空白欄に世界地図を書き、その中に「バグダッド」と「バンコク」と「コペンハーゲン」を示せ、というような問題を出したりします。
「パリ」や「ロンドン」や「北京」や「東京」を示せ、ではないところが、味噌です。

知らないと答えられない、クイズのような出題もあります。
「ＩＣＰＯ」「ＣＥＯ」「ＷＨＯ」などを日本語で示せ、なんてのもその範疇でしょうね。

その他に、歴史・文化に関する常識問題も出るでしょう。

まあ、新聞を読むこと、そして、その中の興味ある項目や、よくわからない項目については、少し調べてみる、というのがいいんじゃないでしょうか？