耐震偽装事件などを受けて建築士の資質向上のため、という名目で試験科目の見直しなどしていますので、 学科Ⅰを2科目に分けて、配点を25点から40点に 学科Ⅲ(法規)は25点から30点に 学科Ⅳ(構造)は25点から30点に (学科Ⅴ(施工)は据え置き) ということで、問題数は100から125に増えています(その代わりに5択を4択にしたのです問題のボリュームは変わらない)。その背景として、法律と構造設計方法も複雑になっているという点では若干難しくなっているといえます。 製図については、課題自体には差はなく、下の回答者さんの言うような簡単なものではありません。 しかし、少し前までは手書きで図面を描いていたので、多少設計経験があれば、図面作成にあまり時間がかからないという点が今の受験者とは大きく違います。今の試験が難しいと言われるのは、試験の方法が今の受験者にあっていないという要因が大きいと思います。 合格率は以前よりは多少下がってはいますが、大きな違いはない(12~15%)ので、難易度がそんなに違うとは思えません。 ただし、例えば、総理だった田中角栄氏が一級建築士の登録番号1番だとかいわれていますが、制度が創設された当初は、建築士の数を確保するために、経験があれば大体認めてしまおうというような状態だったことは想像できますが、それは昭和30年くらいまでのことでしょう。
なるほど:1
フィギュアスケートや体操競技と一緒です。 時代に合った難易度は確保していると思います。 建築士法施行当時は人数合わせもあったので、現役設計者はかなり優遇されていたようです。でもその当時の人はほとんど亡くなられています。 ※田中角栄氏の登録番号1番説は間違いです。 >今と比べてどれほど簡単・・・・・・・ 相対的にはそんなに変わらないかと思います。 絶対的には2倍程度難易度が増したような気がします。 昔は昔でそれなりに難しかった・・・というのが真実ではないでしょうか。 受験資格は厳格になりましたね・・学生の単位取得・職種の限定・・・
なるほど:1
学科試験で言えば難しくなったというより出題範囲が広がったというのが正しいと思います。事件や災害があるごとに法が増え、構造施工も複雑化。計画・環境に至っては時代背景による出題も増えています。 私の親(70歳)が一級を取った際の法令集が未だに残ってますが、今の法令集の半分くらいの薄さです。 製図に関しては姉歯事件以降は受験者に考えさせて書かせる出題方式で、記述問題も増えています。こちらも難しくなった&試験用としてやらなければならない事が増えたと言えます。 昔は資格マニア?みたいな人たちが受けていましたが今は受験資格の精査も以前と比較すると厳しくなっており、試験難易度も上がっているので受験者数も右肩下りになっています。合格率は変わりませんが毎年の合格者数は減ってきているのが現状です。まぁ今までが多すぎたとは思いますが。
昔の一級建築士は今の二級建築士レベルだそうです。 年配者ではこの人が一級建築士?と言う場合がありますが、若い人は少ないと思います。 製図も昔は決められた部屋を決められた面積で配置するだけで、学校に行かずとも合格出来たそうです。 今は部屋の面積は自分で算定しなければなりませんし、課題の状況に合わせて配置しないと納まりません。学校に行って睡眠時間削って、自由時間なしではじめてボーダーラインです。 全然レベルが変わったと思います。
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