彼女が精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士の資格を持っているのですが、これらはどう関連性のある資格なのでしょうか？

Question

彼女が精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士の資格を持っているのですが、これらはどう関連性のある資格なのでしょうか？彼女は病院で相談員のような仕事をしています。彼女の仕事に理解を深めたいと思うのですが、福祉の分野には疎く理解が難しいです…
彼女に聞いても「経験が大事で資格はおまけみたいなものだから」と言われ、あまり説明してもらえず。

また、将来結婚して子育てなどで仕事を辞めても復職できるよと言っているのですが、需要はある資格なのでしょうか。

Answer 1

☆介護福祉士

足が不自由な方の、入浴の手助けやトイレへ行くときの付き添い、
寝たきりの方のオムツ交換、
足が不自由な方が病院に行くときの付き添い
調理、洗濯、掃除

・・・といった、
肉体労働系のお仕事です。

→そのため、
腰を痛めたり、体を壊したりして、
退職される方も多いので、

求人は、かなりたくさんあります。

☆社会福祉士

（例）
「私（42歳女性）の実母（69歳）が、脳梗塞で倒れ、右手と右足が動かなくなり、介護が必要となりました。

私の実父は、4年前に、胃がんで亡くなったので、
介護する人が必要なら、一人娘である私が、今の仕事を辞めて、介護することになります。

ですが、今は、高校2年生の長女と、中学3年生の長男の学費や、
住宅ローンの返済で、お金がたくさんかかるので、
主人の給料だけでは足りない、と思います。

できれば、今の仕事を、このまま続けたいのですが・・・」

・・・といった、
福祉や介護に関する相談をきいて、
どうすれば良いか、アドバイス・助言をする、というお仕事です。

☆精神保健福祉士

（例）
「私（44歳女性）の長女（24歳）が、うつ病と診断されました。

かなりの重症で、仕事を辞め、治療に専念していたのですが、
今は治療のかいあって、だいぶ良くなってきたこともあり、
娘が「また何か仕事をしたいわ」と言っております。

どんな仕事なら良いでしょうか？」

・・・といった、福祉や精神保健に関する相談をきいて、
どうすれば良いか、アドバイス・助言をする、というお仕事です。

※相談といっても、
1日2～3人・4～5人くらい。で、
日によっては、誰からも相談予約申し込みがなく、全くの0となる場合もあるため、

相談したい人が、1日に50人・100人もおしよせて、てんてこまい。
・・・なんてことは、
普通、まず、ありえませんので、

社会福祉士や精神保健福祉士は、
1つの病院や施設に、最低でも1人ずついれば十分足ります。

→そのため、
今、社会福祉士や精神保健福祉士として勤務している人が退職することになって初めて、

新しい求人募集が出る、という感じなので、
求人募集は、少ないです。

→社会福祉士や精神保健福祉士など、事務系のお仕事は、
辞める人が、ほとんどいませんので、
募集は、あまりありません。

Answer 2

福祉の3資格です。
福祉分野のスペシャリストになれます。
しかし、福祉は専門職とは認識されていません。
どの仕事でも実務経験が重要なのは同じです。
復職できます。需要はあります。
しかし、ブラック業界です。
入れ替わりが激しいですね・・・。
相談員はうつ病になりやすい仕事です・・・。
若いなら民間企業に転職もできますね。

Answer 3

これらの資格は福祉三資格と呼ばれる国家資格で、それぞれ
名称独占の資格です。

「精神保健福祉士」とは、登録を受け、精神保健福祉士の名称を用いて、
精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神
科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者
の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域
相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、
助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う
ことを業とする者。
つまりは、精神障碍者専門の相談支援の資格。

『社会福祉士』とは登録を受け社会福祉士の名称を用いて、専門的知識
及び技術をもつて、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の
理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、
助言、指導、福祉サービスを提供する者、又は医師その他の保健医療
サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を
行うことを業とする者。
つまりは、福祉全般の相談支援の資格。

『介護福祉士』とは、登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的
知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常
生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、
並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業
とする者。
実際の介護を行う人の資格。

Answer 4

【精神福祉士】の仕事は病院で医師や臨床心理士などと連携し、業務を行うこともあれば、行政機関で各種手続きを行ったり、給付金制度の案内などをすることもあります。精神医学ソーシャルワーカーと言われています。
※ソーシャルワーカーとは、病気やけが、あるいは高齢や障害などを抱える人やその家族に対し、日常生活を送るうえでのさまざまな不安や困りごとに対する支援（ソーシャルワーク）を行う仕事です。
同じソーシャルワーカーの国家資格として、【社会福祉士】があります、役所や施設等で相談業務を行うことを主な仕事としています。公務員として働くことが出来るので公務員なら収入面などで安定した職業だと思います。社会福祉士が福祉全分野を扱うのに対して、精神保健福祉士は、精神障害者に特化して援助を行うという違いがあります。
【介護福祉士】は老人施設や障碍者施設において生活のお世話をする仕事です。

関連性と言われれば、同じ福祉分野での仕事でありますが、上記の通り役割は３資格それぞれ違います

＞「経験が大事で資格はおまけみたいなものだから」

精神福祉士及び社会福祉士は福祉系大学なら経験なく受験資格はありますが、その他でしたら相談業務の経験が必要になる資格です。

介護福祉士は学卒の縛りは無いです【介護福祉士養成学校はありますが】
実務経験３年と実務者研修【一か月程度で終わるレポート提出とスクーリング８回程度】で受験資格を得ます。

＞需要はある資格なのでしょうか。

役所などで働いていれば産休制度があるでしょうから復職できると思います
介護福祉士も需要はありますので子育て後復職できます
また貴殿の彼女さんはそれだけの資格を持っていますので引く手あまたですよ