解決済み
簿記論の勉強方法について独学で税理士試験の簿記論を1年半勉強し、先日第58回簿記論を受験しました。 結果はその出来から不合格です。来年も受験しますが、今までの勉強方法では合格できない可能性が高い。 今までの学習は、テキスト…TACポケットテキスト簿記論 問題集…TAC個別問題集1~4 TAC総合問題集 大原個別問題集 を回すといった感じです。(4回転) 過去問は何度か解き、問題に優先順位をつけ拾えるところから解くようにしています。平日1h、休日3hくらいの勉強時間です。 主な敗因は総合問題の演習不足と、新論点(連結と新減価償却)を対策していなかったこと、スピード不足等と思います。 しかし、やはり客観的にはわからないので簿記論受験・合格経験者の方、来年の8月までに行うべきベストな勉強方法を具体的に詳しく教えてください。(諸事情により来年の受験対策に学校へ行くことはできません)
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簿記論合格者です。あくまでも一個人の合格体験記として参考程度に聞いていただければ幸いです。 ◎ 本試験第二問の個別問題対策 はじめに市販の個別問題集では第二問は全く対応できません。第二問は学者(大学の教授)が作るので、その学者の研究テーマを出題してくることが多いようです。現に今の試験委員は以前、連結会計を研究テーマに挙げられていたようです。こういったことを知っているというだけで、専門学生と独学生とでは大きな差があると思います。最近の個別問題は非常に難解、且つ奇抜(売還、本支店会計など)なので簡単な所を拾う程度でいいかと思います。 ◎ 本試験第一、三問の総合問題対策 総合問題を解くうえで注意すべきことは、①問題は、端から端まで読む。 ② T字勘定を作る。 この2点だけだと思います。①は、問題に色んなヒント、落とし穴が隠されているので徹底してください。 ②は簿記力(推定簿記など)を養う上でも最も効率的ですし、ミスも減ります。前T/Bの金額欄に+、-して解答用紙に転記する方法は簿記に関しては止めたほうがいいです。計算用紙に売上、売掛、受手、現金(当座)、支手、買掛、仕入の順にT字勘定を横一列に書いてください。他の貸引や金額の増減が激しい勘定科目についてもT勘をつくると便利です。これを意識して後は総合問題を100点取れるまで何度も同じ問題を繰り返し解くことだけで、点数は伸びると思います。あと2回目以降の解きなおしは制限時間を5分から10分程度縮めてください。スピードを付けるためです。 ◎ さいごに 諸事情で学校に行けないということですが、自宅通信で直前期の答練だけでも学習されることをお勧します。自宅通信は講義がないので、その分受講料は格段に安いです。連結や新規論点、改正論点は直前期にまとめて専門学生も学習するので、この対策がなされてなければ、また同じ轍を踏むことになりかねないと思います。この差が今回の結果だと思いますので、是非ともご検討下さい。長々と書きましたが、結局、私は答練(TACと大原)の解きなおしの繰り返しだけで合格しました。本試験の傾向と分析に沿った問題を繰り返し解くことが、合格のカギだと思います。本当に偉そうな事を書いてしまってすいませんでした。ただ、私も簿記が苦手だったので非力ながらお力添えできればということで書いた所存であります。がんばってください!!
なるほど:7
簿記論合格者です。 上記の方の勉強方法に加えて、単純に勉強時間を増やしたほうがよいと思います。 平日3時間、休日6時間ぐらい確保しないと厳しいかもしれません。 合格率は10%程しかないので、受かる人たちはこのぐらいこなしています。 週に30時間を目安にしてください。 大変ですが、努力すれば受かる試験です。がんばってください。
なるほど:1
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