解決済み
アパレルは、販売部門と製造部門では全く異った仕事内容です。 販売部門、つまり営業力には他の業界でも通用する普遍的なノウハウがあります。 アパレルは今や完全な不景気産業ですから、優秀な営業マンはどんどん他業種へ転職してゆきます。 企画製造部門は、絵姿を描いて~製図をつくり~トワールで組み立て~製図を修正し~本番の生地で仮縫い~製図をパターンにして~見本縫い~工場に持ち込んで裁断・縫製・プレス・・・と多少の前後はありますがだいたいこういう感じで進んでゆきます。 建築などとは違い、洋服の製図は比較にならないほど簡単です。ですからメーカなど誰にでもできてしまうから、逆に常に過当競争にさらされどんどんつぶれてしまいます。今日、業績が良くても明日は倒産という安定しない業界です。 飲食などに比べて楽な仕事ですが先行きの暗い、低賃金の仕事です。でも繊維の仕事がたまらないほど好きならば、縫製の技術をしっかり身につけてスーツやコートなどの重衣料を完全に縫えるようにしておけば何とか食べてはいけると思います。 少々センスや技術があってもデザイナーやパタンナーではなかなか生活はできないと思われます。
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