公務員の給与について

Question

公務員の給与について今年からとある県の職員をしています。

昨年末に、給与改定が決まったらしく差額分の金額
4万円程がボーナスとは別に振り込まれてました。

年度途中で給与が変わる事ってよくある事なのでしょうか？
これは、物価や民間の給与により変わる事なのでしょうか？

また、年度途中下がる場合もあるのでしょうか？

Answer 1

公務員の給与については民間等の給与水準を調査します。
国の場合は人事院勧告（地方の場合は人事委員会勧告）が勧告されます。
これは夏から秋にかけて勧告されることが多いです。
この勧告を審議することが決まれば勧告を元に給与法（条例・規則）の改正案が作成され国会（地方議会）で審議、賛成多数で通れば新しい法律（条令・規則）に従い支給されます。
一般的には、当該年度の4月に遡及して適用とするため4月～法（条例）改正通過までの支給分を計算の上、差額支給することが多いです。
但し、ゼッタイではなく、年度途中とか翌年度4月1日より適用という場合もありえます。

流れは以下の通り
www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/ginou_kyuyo/pdf/080516_1_sa6.pdf

また、年度途中下がる場合もあるのでしょうか？
マイナス勧告がでてそれが通りますと4月に遡って計算された差額分を給与や期末勤勉手当から差し引くことになります。

Answer 2

公務員の給与改定（ベア）は諸手続きに時間がかかるため年度途中となるのが常です。
年度当初に遡っての改定となるため差額の精算を行います。