解決済み
日商簿記2級のテキストの問題で、 ・P社はX1年3月31日以降、S社を連結子会社として連結財務諸表を作成している。 ・P社の会計期間は4月1日~3月31日 という条件で、 「X2年3月31日現在、S社の商品にはP社から仕入れたものが20,000円含まれている。P社がS社に販売する商品の売上総利益率は、20%であった。」 という箇所に対する仕訳が 「(利益剰余金《売上原価》)4,000/(商品)4,000」 という解答になっています。 内部取引高は相殺する、とテキストにあったのですが、 「売上高20,000/売上原価20,000」という仕訳をしていないのは何故でしょうか。
また、未実現利益の分、商品を減らすのは分かるのですが、借方が売上高を減らすのではなく売上原価を増やすのが何故なのかも分かりません。 暗記で覚えるのではなく納得して理解したいのですが、理解力が不十分で何度テキストを読み直しても分からず… どなたかご説明頂ければ有難いです。 宜しくお願いします。
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設問で何を求められているのか(どの部分の回答を求められているのか)を確認してください。その設問では、未実現利益の消去の仕訳を求められているはずです。 「売上高20,000/売上原価20,000」の仕訳は、内部取引の相殺消去の仕訳です。連結手続き上必要な仕訳ですが、その設問では求められていないはずです。 未実現利益の消去の際に売上原価を加算するのは、三分法で売上原価を算出する方法と対比させると分かりやすいかもしれません。 下記サイトに詳しいとおり、売上原価は期首棚卸資産+当期仕入-期末棚卸資産で求められます。三分法の、売上原価=期首繰越+当期仕入-期末繰越と同じ考え方です。 http://www.aoyamaoffice.jp/guroupkeiei/renketu08.htm 売上原価計算における控除項目である期末棚卸資産が減額しますから、その分だけ売上原価が増額する、という関係です。
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