○若い人を中心に大卒でも高卒並の職に就いている人は沢山いますよ。 理由は簡単です。良い職は限られているからです。 ○分かり易い様に図に描いて説明しますね。 (◎:大卒、□:高卒・専門卒とします) 〈大学進学率が3割程度だった時〉 〉:◎◎◎□□□□□□□ この場合、実際には3割の人が良い職に就けるとしますと次の様になります。 〉:◎◎□|◎□□□□□□ 〈大学進学率が5割程度の今の時代〉 〉:◎◎◎◎◎□□□□□ しかし、世の中の構造はあまり変らず3割程度しか良い職に就けないのですから次の様になります。 〉:◎◎□|◎◎◎□□□□ ※そもそも、ろくに学力が無くても大学に行ける時代ですから、当たり前といえば当り前の話です。今まで高卒で就職していた学力レベルの者が大学に行っただけですから、実質的に能力は高卒と大して変りはありません。 因みにそういう大卒の事を企業側は「4年歳食った高卒」(高校新卒より劣る)と呼ぶ事もあります。 ○今の時代は「優秀な大卒」にならないと良い職には就けません。だから「奨学金が返せない」等という事になるのですよ。 昔の「大卒」と今の「大卒」ではすでに意味が違ってきているのです。にも拘らず、昔の「大卒」の職に今の「大卒」が同じ様に就けると思っているから悲惨な事になる場合があるのです。 ※『大学に行きさえすれば良い就職出来る』そんな美味しい話がある訳がないでしょう。しかし、愚かな人は大学に高い学費を払ったのだからなんて思うのでしょうね。しかし、企業側にすれば『そんな事は知らん、うちには関係無い』でしょう。
ブラックに入ってしまえば、高卒レベル以下です。
いい大学卒業したけどやっぱ歌手になりたくてアルバイトしながら音楽活動してる人とかですかね。
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