国際機関で働くことについて伺いたいのですが

Question

国際機関で働くことについて伺いたいのですがどこかのサイトで最初の若い頃は
面接で合格しても短くて3ヶ月〜長くて2年しか契約を結んでもらえず、また次の国際機関に応募しないといけないというのは本当なのですか？

Answer 1

そもそも国際社会＝国際機関には、終身雇用という制度は存在しません。
「面接で合格」というのは、そもそも任期のあるポストしか提示されません。

任期限定のポストの転職を重ねながらキャリアを重ねて行きます。
または、任期途中に新たなポストに応募したりする場合もあります。

国連の日本人最高ポストにいる、中満泉さんも次のような経歴です。
http://www.unic.or.jp/news_press/info/23856/

ＵＮＨＣＲを出発点に、スウェーデン政府機関、一橋大学などを経て、国連システムに入ってからは、ポストを昇進していったというイメージです。

さて、学歴と職務経験があってから、多くの日本人は、ＪＰＯで２年間だけ日本政府の資金で国際機関でキャリアを歩み始めます。その２年間のうちに空席に応募したり、上司に評価されて別のポストに応募します。
または、国連ボランティアでどこかの機関に１年働かせてもらい、そこで評価されれば次のポストに応募できるのは、ＪＰＯ後のキャリアと似ています。

キャリア形成という意味では、国連フォーラムの次の職員インタビューを「丁寧に」読んでください。
http://www.unforum.org/unstaff/index.html

別の質問にありましたが、給与は最初は薄給？です。（日本の公務員とさほど変わらないと思いますが。）
その薄給をしのぐ、自らの専門性と動機があるから、薄給に皆耐えて頑張ります。

給与が気になるなら、国際社会、国際機関はあまりおすすめしません。

最後までおつきあいしますので、不明な点は、返信等で教えてください。