解決済み
公務員試験についての質問です。 建築学科卒業から土木職への受験はやはり難しいでしょうか? 私は地方国立大建築学科3年で、来年に公務員の技術職を受験する予定です。 当初は建築職のある自治体への就職を考えていましたが、教授の話や講演会などを聞いていたら、土木職への興味が増し、少し土木へ気が傾いています。 また、私が希望しているどこの自治体も前年の土木職の倍率は建築職を下回っているため、とても魅力を感じています。 今は当然教養科目と建築の専門分野の勉強をしていますが、このタイミングで土木に切り替えるか否か判断出来ずにいます。 建築と土木は似ていると思われがちですが、実際のところどうなんでしょうか? やはり受験は難しいのでしょうか? 長文失礼致しました。回答宜しくお願いします。
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以前は建設系学科で一括入試を行って、進路振り分けとなった時に、建築を志望する学生が圧倒的となり、教授陣が頭を抱えていた時期がありました。 今もそうかもしれません。 学生のうちは、建築の方がスマートに見えてしまうので、建築が人気があるかもしれません。しかし、私はそこそこの年齢の者ですが、建築と比べ、土木の技術者の方がスレてないような感じがします。 まず、公務員になることが第一目的であるならば、若干名の枠しかない建築職に比べ、土木職の方が圧倒的に採用枠が多く(とにかく人手不足!!)、競争率や合格レベルも低いですから、土木の方が受かりやすいし、役所の中では技術系のトップ集団として、結構力を持っていますから、出世も一般的にはしやすいです。 一方、役所の中での建築職の位置づけは、土木職に比べると、かなり地味な扱いになってしまいます。縁の下の力持ち的な。。 質問者さんがどちらの世界に魅力を感じるかで決めて良いと思います。 これだけは、私が決めることはできません。 しかし、国立の建築系に入ることのできる学力があるのですから、国家総合職以外でしたら、今からの勉強でも十分可能と思います。 あとは、志望先の役所の難易度にもよります。 土木の採用枠が大きいのは、高度成長期に建設したあらゆるインフラが丁度更新時期を迎えているところに、団塊の世代が一斉にリタイヤしてしまったので、次の街づくりを担う人材が全く不足しているからです。 技術的にほぼ共通なのは、構造力学系、コンクリート工学系、都市計画系などの問題ではないかと思います。 土質工学は勉強されていますか? 水理学は建築になさそうなので、一通り過去問などを解いてみて、理解する必要がありそうです。 その他の個別科目、例えば道路工学、橋梁工学、上下水道、土木施工などは、過去問やその解説本を読んでみて、何とかなりそうかを考えてみて下さい。 建築の意匠・デザインが専門ですと、少し土木とは遠いかもしれませんね。 構造系の素養のある方ですと、橋の設計管理とか、その他構造計算チェックで引く手あまたですから、問題ありません。 土木職の専門は、さほど深い知識は求められないと思いますので、今からの勉強で間に合うと思います。 あとは、面接の際に、なぜ建築学科から土木職を志望するのか、についてはしっかりと話せるようになっておいてください。論文試験対策も、インフラ整備関係の視点からの回答が求められますので、準備が必要です。 県庁OBの方が言うには、文系でも一次受かって来てしまうので、採ってよいものか悩んでいる、との事ですが、建築学科からでしたら、そんなに違和感はないと思います。 あとは、入ってから、やっぱり建築の方が良かった、という後悔がなければ良いと思います。小さな市役所の土木職だと、若干泥臭さが多い職場になりますので、そのあたりの切り替えができるかですね。 国や県庁、政令市ですと、かなりスケールの大きな仕事ができますよ。
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極端なこと言えば、土木科の学生でなくても、「土木の専門試験」と「教養試験」に良い点さえ取れれば、文学部でも合格します。 土木の専門試験でどれだけ取れるかが勝負です。 建築学科なら、土木と関連する授業も受けているはずですから、まったくダメということはありません。可能性はあります。教養試験でリードして、専門試験の減をカバーする作戦となります。 あなたがどれだけの力があるかはわかりませんから、どのくらいの難度かは誰にもわかりません。
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