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司法試験に合格したものが、法曹三者になるが、三者の中で難易度の違いはあるのでしょうか?

司法試験に合格したものが、法曹三者になるが、三者の中で難易度の違いはあるのでしょうか?また三者それぞれの給料の違いや人手不足などを教えて下さい。 よく弁護士の名前を見るのですが、弁護士は飽和状態なんでしょうか?

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    まず、事実として間違いがあります。 司法試験に合格しても法曹三者になれません。 司法試験は司法修習生になる資格を得るための試験です(司法試験法)。 医学部生になる資格を得るための試験である医学部入学試験と同じです。 (法学部卒かどうかは司法試験とは関係ないので法学部入試と医学部入試とでは制度上の地位が全く異なります) 合格したものが法曹三者になり得る条件の試験は、司法修習終了考試です。 法曹三者になるための条件の試験が司法修習終了考試なので(裁判所法43条、検察庁法18条1項1号、弁護士法4条、裁判所法67条1項)、 司法修習終了考試は、合格した者が医師になり得る条件の試験である医師国家試験(医師法2条)と同じ性格のものということになります。 医師国家試験の合格率が近年は90%を切ったのに、司法修習終了考試の合格率は約98%とザル試験になっています。 司法修習終了考試に受かりさえすれば弁護士登録は可能ですから、簡単と言えば弁護士がいちばん簡単です。ただし、四大法律事務所と言われるような事務所に就職して高収入を得るにはトップクラスの成績でなければいけません。 裁判官も検察官も相応の成績が必要ですが裁判官の方が難しいでしょう。昭和の時代は、検察官になりたがる人が稀少だったので、検察官を志望すれば思想的な問題などがなければ簡単に採用されてました。 飽和状態と言えば飽和状態です。 訴訟の件数が現実に減少し続けていますし、一般人が弁護士の世話になる機会が増えたわけでもありません。裁判官や検察官の採用は行革の関係からかあまり増えていません。 それなのに昭和の時代は、司法試験合格者数が毎年400人~500人だったのに、今は約1500人で、新試験制度(法科大学院制度)になってから合格者が2000人を超えたときもあります。 仕事が増えないのに、毎年毎年、昔の3倍以上の司法試験合格者が出るので飽和するのはある意味当たり前でしょう。 現実に、今年の司法試験では、行政書士試験や宅建試験に不合格だったのに司法試験に合格した人が多数でましたし、 近年は、司法試験に合格したのに裁判所職員試験や地方公務員試験を受けて、裁判所事務員や地方公務員になる人の数も増えています。

    知恵袋ユーザーさん

  • 裁判官・検察官は、いつてみれば裁判所・検察庁に採用される訳ですから、成績の低い者は採用されません。

    なるほど:1

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