愛知教育大学に行きたいのですが

Question

愛知教育大学に行きたいのですが高校2年です
愛知教育大学に行きたいのですが、教員より地元の役所に就いて地方公務員として働きたいです。
でも教育大なので教育の学部しかないのでその中ならどこが公務員の就職が多いですか？
また、地方公務員志望なら県内の別の大学に行ったほうがいいでしょうか？

Answer 1

愛教大卒業生です。
愛教大は教職志望でない人も多く、市役所等の公務員志望の学生も一定割合います。
毎年、全体の２割前後は公務員または準公務員（大学法人や独法など）に就職しています。

どの学科が公務員採用が多いかですが、これはその年によります。
というのも愛教大の学生の中には、教員志望で入学したけど途中で公務員志望に転向する人や、教員志望でないが国立で教員免許も取れる愛教にとりあえず入学した人、名大落ちで入学した人などもいます。その中で公務員志望になる人の割合は毎年違います。
中には、教員採用試験と公務員試験を併願し、両方の内定をもらってからどちらかを選ぶという器用な人までいます。

公務員として採用されるために、「愛教だから有利」「愛教だから不利」ということはありません。公務員試験は公平性の高い試験ですので、学歴があろうと試験結果が悪ければ落ちます。これは、県内の他の大学に行っても同じことです。

これをお断りした上で、愛教大のメリット・デメリットは以下の通りです。

〈メリット〉

・公務員試験対策のキャリア支援が充実している

愛教大は単科大学で大学自体の規模は小さいですが、キャリア支援がとても充実しています。公務員志望者のための勉強会や個人・集団の面接練習、履歴書の添削などのサポートがとてもたくさん用意されています。希望者には大原学園などの出張講習（有料）が豊富にあり、放課後に受講できたりもします。
このようなキャリア支援はどの大学でもある程度やっているのでしょうが、名大のような大規模の大学ですと、どうしても参加者枠に限りがあり、早い者勝ちみたいなところも出てきます。その点、愛教は安心です。

・学生同士の助け合いが盛ん

これは教員志望の学生もそうですが、就活の時期になるとお互いに情報を共有し合い、学生で自主的に面接練習などをする特有の雰囲気があります。
学生全体に占める公務員志望者の割合は少ないですが、時には学科を超えて集まり、対策し合うようすが見られます。

・愛教ならではの公務員志望動機が言える

公務員の面接では、「どのような仕事をしてみたいか」「関心のある社会問題は何か」と言ったような質問をされたり、履歴書に書いたりすることが多々あります。
愛教に４年間通っていますと、様々な授業や自習で得た知識により、普通の学生よりは教育問題・子供の問題・貧困の問題などに詳しくなります。
この知識を生かして、履歴書や面接で「公務員として教育問題に取り組みたい」「市役所から学校教育を支えたい」系の志望動機で勝負する学生が多いですし、具体的な志望動機を書くことができます。

〈デメリット〉

・カリキュラムが忙しい

愛教大は教育大なので、教員免許を取得する前提のカリキュラムです。そのため授業数が多く、特に小・中・高など全ての免許を取得しようとすると結構大変です。他の大学のように、4年生になると授業がほとんどなく、ゼミに行くだけ…ということにはなりません。１〜３年次にたくさん授業を取ることである程度4年次にゆとりが出ますが、その代わり３年間は大変です。
また、教育実習は3年次の秋（必修）と4年次の夏（希望者）で２回あります。このため、公務員志望の学生は4年次の実習には参加しないケースが多いです。

・「なぜ教員ではないのか」を聞かれる

公務員試験の面接で、「なぜ教員にはならないのか」「なぜ公務員なのか」という質問は避けられなくなります。この時に、教員という職業を否定せず、かつ公務員を選ぶ理由を説明する必要があります。

Answer 2

教職に就くつもりがないのなら最初から教育大に行く必要はないよ。県庁や市役所、町役場に勤めたいのならごく普通の大学でかまわない。ちなみに、学部学科は問われないよ・・・・・

Answer 3

> その中ならどこが公務員の就職が多いですか？

公立学校の教員は公務員なんだが・・・

教員になる気がゼロなら、教員免許を取らずに卒業できる学科にした方がいい。
だって、就職活動と教育実習とが重なったら悲惨でしょ？