税務を中心に話をします。 最終合格だけを考えたとき、適性試験が得意なら税務有利と言えるでしょう。 しかし結局、採用されなければ意味がありません。 最終合格≒採用の話はわかっていると思いますが、採用漏れの真実の数値は、人事院白書が公表する名簿残存者数をはるかに上回って多いと推定されます。 税務(高卒)は名簿有効期間が一年ですから、名簿残存はほぼ無意味なところ、名簿残存者とはこの無意味な名簿残存を希望したものの数であって、採用漏れした人の一部でしかありません。すなわち採用漏れの数は、巷で言われる(ほとんど採用漏れは無いという)話とは裏腹に想像以上に多いのです。 結論から言って、税務の採用は完全に人物重視、面接重視ですので、人物面接試験が得意かどうかを考えるべきです。国家一般職も人物のおかしな人は面接でハネられますが、税務程には面接重視ではありません。 ここからは余談です。 二次面接試験を含めた人事院試験に最終合格(二次合格)しなければ話になりませんが、最終合格した後の採用に至るまでの過程でウェイトが置かれるものが、国家一般は人事院試験の総合成績、席次であるのに対し、税務は二次面接試験がほぼ全てというくらいに重要です。 いわば、人事院試験は足切りで、最終合格後の採用判断では、それらはリセットされ、第一に二次面接試験の評価、第二に採用面接の評価、第三に併願状況、第四におまけで席次が、といった感じで総合的に評価されます。 ここで問題は、二次面接試験の評価ですが、実はこれは人事院の公式発表する面接評価とは別に国税局内部の評価が適用されます。人事院の二次面接試験では三人の面接官が対峙しますが、そのうち二人は人事院が、一人は国税局の人間が担当します。あまりないことですが、人事院面接評価がAでも、この一人の国税局担当者がCと評価していたら、採用の観点からはこれは面接C評価同等です。通常は三人の判断が一致しますから、これはまれなケースですが重要な事実です。 税務の採用では、人事院面接評価Aの人は通常、席次最下位近辺であっても採用面接時に即日内々定します。しかしその例外があって上記のような国税局内部的に面接C評価の場合、内々定保留となります。 人事院試験席次とは無関係に、国税局の内部的な二次面接評価A~Bの人から採用が決まり、面接評価Cも細かく順位分類され順次上から採用が決まります。そしてこの判断でどちらも甲乙付け難しというときに、最後の判断材料として人事院試験席次が考慮されるでしょう。
なるほど:1
高卒程度の一般職試験は昔と違い一つの試験の中で税務と行政などにわかれています。 高卒は大卒と違い官庁訪問はありませんが、合格すると任用候補者名簿に記載され各官庁の欠員に応じて面接の照会連絡があり面接を経て任用という流れになります。 ただ公務員は合格=任用ではありませんので下位で合格した場合任用候補者名簿の有効期間が1年間あるとはいえ任用されないこともあり得るかもしれません。 一方税務を選んだ場合はどうなのでしょう。 確か税務大学校で教育を受けるのですよね、高得点順に任用人数を人選するのかわかりませんが配属先が決まるのは1年先だと思います。 税務は商業校生の方が有利ではないですか、どちらが受かりやすいかわかりません。
ありませんね。。、。
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