水難救助についてご質問です。

Question

水難救助についてご質問です。溺れている人を助けるためには抱えて泳ぐのでしょうか。救助するための泳ぎ方が知りたいです。
子供、大人で体格差があると思いますのでそれぞれ教えてください。
私は男性で身長174cm、体重70kg、泳力はクロール100m程で疲れてきます。

専門的な泳法を教えてください。
ライフセーバーや海上保安庁など特殊なものがあるのでしょうか？

Answer 1

こんばんは。
基本的には陸上から救助します。
水に入っちゃダメですからね。
レジャー(川)には出来れば最低でもペットボトルを人数分は用意して下さい。
少しお水を入れ投げ入れることができます。
冗談ではなく「わらをもつかむ思い」ですからね。
そういうものを結びつけて投げられる長さのロープと扱う知識を備えておくのもよいでしょう。(結索)https://matome.naver.jp/odai/2145584556414180001

泳ぐとして。
二次災害の可能性が大です。
自分も溺れる覚悟とか抜きに、行っちゃう御方は｢本能｣か「本気」かでしょう。

横泳ぎはご存じでしょうか？立ち泳ぎ、競泳でない平泳ぎ(カエル泳ぎ？)
おそらくどれだけでも泳げます！でも基本は陸上から。で、お願い致します。

海、川、プールは怖さも全て別物です(；一_一)ので、、
、、、興味があれば消防とかで習ってみて下さいね。

Answer 2

曳航方法にも数種類ありますし、曳航だけじゃなくて、船やビーチに引き上げるときの方法も数種類あります。
いずれにしても、あなたの泳力では、知識として知っておくだけで十分です。

日赤の水上安全法講習などで学ぶのが良いでしょう。http://www.jrc.or.jp/activity/study/kind/water/

Answer 3

１００ｍ程度しか泳げない人は携帯で消防に実況中継でTELするだけにしてください。

Answer 4

基本的には、2系統あって。

①まき足系
②逆あおり系 とある。で、ここから

まき足系は
・ヘッドキャリー
・リアキャリー

逆あおり系は
・クロスチェストキャリー
・ヘアキャリー

というのを日赤で教えます。多分検索すれば、絵なり動画あります。
どれも一長一短で、突き詰めて考えたとき用途も微妙に違うんだけど、専門家以外だと、ぶっちゃけ出来るテクニックで連れて来る、ってのが精いっぱいだと思う。

ちなみに、クッソ超絶悶絶気絶嘔吐レベルできついから、普通に競泳やってました！程度だと、絶対にムリ。私も元日本選手権出る程度だけど、それでも練習必須だったし、練習さぼるときついもん。だから、今の質問者さんの泳力なら、絶対にムリです。二次事故の元でしかない。

まき足系はまだ楽で、逆あおり系は、動作的にも完璧に技術を掴まないと、普通は使えない。（運ぶあいだに溺水者を沈めちゃう・自分も息切れしてヤバくなる）

溺水者の体格については、基本大人対象で指導、場面に応じて上記4つを自分の技量や泳力と相談して決める感じ。こうってのはない。海保さんのは知らないけど、基本似てると思うよ。動作的に洗練されているから、大きく変えようもないと思う。細かく違いそうだけど。

また、道具を使わないこうしたキャリーは、

【最悪の状況下で、止む無く行う】

のが鉄則で、救助者の二次事故防止の観点からも、道具を併用した救助が理想とされます。だから、もし救助する側になりたいなら、匹夫の勇で我先に飛び込む前に、チューブなりロープなりブイなり、そういったもんを先ず考え、探したり用意するべき。ってのが原則。無い場合、体一つで行く、その方法がこれ。

例えば、レスキューチューブとかあるだけで、大分体力の消耗は少ないし（この場合は意識消失者＝リアキャリー系、意識のある人＝チューブに捕まらせてから逆あおり系となる）、海なら、レスキューボードだっけ？サーフボードのやつとか、そういうのを使うのが大前提ですね。

この時期、よく助けに行って溺れちゃうけど、気持ちはよく分かるけど、あれをプロがやってはいけないわけです。

基準が、まき足5分というけど、あくまで最低ラインで、疲れずに常時浮ける程度のコツを掴まないとキャリーはきっつい。逆あおりも同じで、脱力した人を運ぶのは相当辛いから、同じく動作をきちんとマスターしないとキャリーには使えない。一人で泳ぐ・浮く程度ならほぼ誰でも出来る。

両方、水の捉え方を覚えてしまうと、最初にやったのとは雲泥の差できつさが変わる。

あとヘアキャリーは絵をみりゃいいけど、溺水者が痛すぎるし、（きつい）逆あおり系なので、多分使うパターンは一番少ないと思う。クロスチェストみたく、顔を見ながら運べるわけでもなく、個人的にはどーなのよ？って毎回思う。シビアな環境下だと有効なのかもだけど。

日赤の水上安全法（プールの方）は親切だし緩いから、やる気あるならがんばってください。海の方は自然環境下で余計ムズいから、先ずプール。ほぼ同じ理由で、ライフセービング協会系もよく知らんのだけど、海なら避けた方がいいです。