臨床心理士について。

Question

臨床心理士について。2017年9月より、公認心理師の資格が新たに誕生しますが、この資格は臨床心理士にどのような影響を与えるでしょうか。

私は現在大学に通っているのですが、心理学系の大学ではありません。そのため、公認心理師の受験資格が得られない状況です。

しかし、今から臨床心理士指定大学院へ行くと臨床心理士の資格はとることができます。

臨床心理士の資格だけではやはり就職などの面で不利になるのでしょうか？

Answer 1

先の回答者さまの意見に同意です。確かに臨床心理士は社会的に認められ、多くの業績を生み出した資格であることに違いありません。でもやはり、国家資格と民間資格の差は大きいと思われます。

Answer 2

公認心理師は、厚生労働省と文部科学省が共管する国家資格です。医療保健や教育などの領域で働きたい心理職にとっては、必須の資格となるでしょう。

また、臨床心理士のほとんどが、経過措置を生かして、公認心理師資格を取得することになります。民間資格の臨床心理士は維持にお金がかかるので、多くの人は公認心理師に資格を絞ることになるでしょう。

移行期にあたった人には気の毒ですが、多少の回り道も必要かもしれません。今後、心理職を本気で目指す人には、公認心理師になる道をお勧めしています。