技術士資格について質問したいことがあります。 私は、今年地方の中小建設コンサルタントに内定をいただきました。

Question

技術士資格について質問したいことがあります。
私は、今年地方の中小建設コンサルタントに内定をいただきました。入社後は技術士の資格取得を目指したいと考えており、技術士補の資格をまずは取得したいと思っているのですが、日本技術士会のHPには、実務経験が７年以上あれば、技術士補に登録していなくても二次試験を受験出来ると記載されています。ここで質問なのですが、技術士補に登録するのとしないのでは、どのような違いがあるのでしょうか？また、技術士一次試験に合格していなければ、実務経験が７年以上あっても二次試験を受験できないのでしょうか？
基本的な質問ですが、ご回答よろしくお願いします。

Answer 1

技術士１次試験から２次試験まで、一発で合格した者です。
建設部門での受験でしょうか。
技術士の受験資格、わかりにくいですよね。
自分も最初は、理解するのに時間がかかりました。

JABEEが認定したプログラムの修了者以外は、第一次試験の免除はありません。

http://www.jabee.org/about_jabee/merit/gijutsushi/
http://www.jabee.org/accreditation/program/

（反面1次試験には受験資格がない（誰でも受けれる）というメリットもあります。）

つまり受験資格の確認手順としては
①JABEE認定プログラムの終了・未了の確認
②①がNOなら1次試験を受ける。
③②に合格し、実務経験（※1）7年以下なら技術士補に登録し、2次試験を受験
②に合格し、実務経験７年以上なら技術士補登録せず、２次試験を受験

技術士補への登録は２万くらいするので、７年以上ある場合はもったいないです。

つまり最後の文

「技術士一次試験に合格していなければ、実務経験が７年以上あっても二次試験を受験できないのでしょうか？」

は正解です。（※２）

※１
実務経験については、科学技術に関する経験です。
平たく言えば技術職みたいな経験です。研究、現場管理、設計計画など。

つまり営業や、窓口業務、単純作業などの、受験分野に関係のない業務は
７年に含めれないということです。

※２
他の受験資格については下記参照
『技術士補で技術士指導の元、４年』など。https://www.engineer.or.jp/c_topics/000/000083.html

ちなみに１次試験の勉強方法については、下記URLを
ご参照下さい。（JABEE終了していない場合）

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13175352453
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12176030777

また２次試験で建設部門を受験するからといって、１次試験も同じ建設部門を受験する必要は全くありません。１次試験が「上下水道部門」で２次試験が「建設部門」でもOKです。

普通は２次試験の内容と１次試験の内容は重なる部分が多いので、同一部門で受験した方が2次の勉強に繋がるのでいいと思いますが、
１次試験は「建設環境」部門が比較的簡単という話も聞いたことがあります。

参考書の入手など、情報の取得に苦労するかどうかも技術士の合格分かれ目になりますからその点、建設部門は情報量は多いので、勉強はしやすいと思いますが。

以上、たくさん言いましたが合格の先には違う景色が広がっていますので
ぜひ頑張ってみて下さい。

Answer 2

科学技術に関する高度な専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価ですから、
「建設だと監理技術者としての経験や知見が」・・・そのようなことは二次試験で問われません、上記技術士の本質に該当しませんので。
一次試験でどこまで自分の高度な専門的応用能力を証明する事項を具体的に表現できるかで二次試験へ進めます。