ドローンの操縦技術はこれからの仕事で役に立ってくるでしょうか？ ドローンの操縦資格を取得できる学校があるみたいですが、…

Question

ドローンの操縦技術はこれからの仕事で役に立ってくるでしょうか？
ドローンの操縦資格を取得できる学校があるみたいですが、まだその資格に有用性はないですよね？1万程度のドローンを購入して独力で練習していたら何かの役に立つのでしょうか？

Answer 1

これからどんどん自動化が進む世界にあって、いくら特殊な操縦技術を身につけても、それが多方面の仕事で生かされる事は少ないでしょうね。

ドローンはジャイロセンサで機体の傾きや回転を検知させ、加速度センサで移動の度合いを検知させ、気圧センサで高度の変化を検知させ、これらの検知情報をCPUで演算処理し、機体の姿勢制御を行わせています。
1万円程度のドローンは、良くてこの程度のセンサしかついてなく、この程度の姿勢制御では操縦技術をプラスしないと、まともには飛ばせません。

もう2万円ほど予算を足せるなら、電子コンパスとGPS機能をプラスした製品が買え、初心者でも簡単に安定飛行が可能になります。

さらに十数万円～クラスになると赤外線や超音波で地上や障害物までの距離を測定し、センサカメラの映像を使って地上や障害物を具体的にマッピング化させ、自動飛行までをアシストしてくれます。
また、飛行支援アプリの進化も目覚しく、機体の機能・性能と合わさることで、様々な自動飛行が実現化されてます。

ただし、このように優れたドローンも万能ではありません。磁気が乱れる場所があったり、GPS電波が途切れることもあったり、電波が混信したり、予想以上の強風に煽られたり、、、
だから、ドローンの仕組みを知り、危険を回避する術を知り、最低でもGPS機能が効かなくなっても機体をコントロールできる技術は必要です。
更には、関係する法律やルール・マナーなどの知識も身に付ける必要があります。

ドローンスクールでは、以上のような事を具体的に座学や実技練習で教えてくれますが、これで貰えるライセンスや証明は、公的に認められた免許(国家資格)ではなく、スキルの民間証明でしかありません。
それでも、航空法で規制された空域や飛行方法を許可・承認してもらうための“有効”となる書類の一つになります。

どうですか、貴方の役に立ちそうですか？