１０日前にストレス性の十二指腸潰瘍と診断されました。胃カメラ検査をしたところ２ヶ所潰瘍があり、１ヶ所から出血していると診…

Question

１０日前にストレス性の十二指腸潰瘍と診断されました。胃カメラ検査をしたところ２ヶ所潰瘍があり、１ヶ所から出血していると診断されました。
現在は薬を飲んで仕事は休んでいます。
まだ立ちくらみと動悸が有ります。

原因は仕事のストレスです。
また職場復帰して、休み前と同じ立場で仕事をさせられると思うと考えただけで
心臓がバクバクして頭痛になってしまいますし、電話があると身体が拒否反応を起こしま
す。
このような症状は心療内科や精神科で診察して貰ったほうがいいでしょうか？
それともかかりつけの内科医師に相談したほうが良いでしょうか？

良いアドバイスをお願い致します。
宜しく御願い致します。

Answer 1

ストレスによる病気の専門は 心療内科か精神科になります。

＞＞心臓がバクバクして頭痛になってしまいますし、電話があると身体が拒否反応を起こします。・・・は自律神経のバランスが崩れている可能性が考えられます。

かかりつけ医師の紹介状を戴いて 心療内科か精神科を受診する事をお勧めします。

自律神経は交感神経と副交感神経があり この2つの神経が シーソーのように
バランスをとって働いています。

①交感神経は、活動・緊張と興奮の神経です。(昼活躍する神経）
まわりの状況に応じて、すばやく反応して行動できるモードです。
朝起きて、準備、通勤、仕事、勉強、家事、スポーツ、など、活動している
時は、交感神経がはたらいています。
また、緊張やストレスを感じている時も交感神経が活発になる。

②副交感神経は 眠っている時・リラックスする神経です。(夜活躍する神経）
筋肉がゆるんで血管がひろがるので、栄養・酸素・体温が全身にいきわたり、
体の修復する。
副交感神経がはたらく時間が短ければ、体がじゅうぶん回復できずに、
疲れがとれない、体が重たい、目覚めが悪い、肩や首がこる、めまい、
微熱など、さまざまな不調が出る。

・活動状態の時は交感神経が「やや優位」に、
・リラックス状態では副交感神経が「やや優位」になる形。

それが、心身ともに充実した、最も健康な状態です。
ところが、もしどちらか一方に大きく偏ってしまった状態が続くと、心身の状態も不安定になります。

・交感神経ばかりが高ければ、常に緊張を強いられて疲弊してしまいます。
・副交感神経ばかり高くても、心身の活動力が低下してしまいます。

毎日の心と体の健康状態は、自律神経のバランスによって決まるといってもいいのかもしれません。

交感神経が優位になると
http://lightworking.mobi/archives/501

頭が重い、めまい、疲労感が取れない、よく眠れない、動悸、耳鳴りなど、何となく体調が悪く、検査をしても原因となる病気が見つからない不定愁訴は、自律神経のバランスの乱れから引き起こされます。
交感神経と副交感神経がお互い強くバランスよく調整する事が大切です。

自律神経：交感神経と副交感神経
http://blog.livedoor.jp/shiz0524/archives/1039300175.html

自律神経（交感神経と副交感神経）の働きと役割
http://kusuri-jouhou.com/domestic-medicine/nerve3.html

お大事に・・・

薬剤師