男性看護師です。 まず、なにを目的として質問されているのかがわかりませんので、適切な回答ができるかはわかりませんがご了承ください。 まず、男対女が同じ比率になることがイコール男女平等ではないと思います。 仕事の特殊性として、男女のどちらに向いているかはそれぞれあるものです。 看護師の役割は、健康を害することでそれまでできていた生活ができなくなったとき、そのお手伝いをすることです。 それにはある種の「母性」に似たものが必要とされます。母親のように苦痛をねぎらい、衣食住で困ったところを手助けし、ときには生活を改めるように指導をします。 そう考えると必然的に女性に向いている仕事であると考えることができます。 しかしながら、女性は結婚出産で退職するケースも多いことや、感情的に物事を考えがちな面もあり、論理的に物事を考えることが得意な男性看護師の必要性も高まっています。 看護職としてあげられる保健師助産師看護師のうち、対象が妊産婦である助産師は女性しかなることができませんが、保健師と看護師は男性にも門戸が開かれています。 そのため法律上は男女平等であると考えることができます。 実際に資格を取得し、現場に出れば上述したような役割が求められます。 看護学校の受験においても、その役割を果たせるような学生を選抜するのではないでしょうか。 かつての亭主関白に代表されるような男性像では、看護師の役割を果たすのは難しいと思います。 ですが昨今は主夫や育メンといった言葉に代表されるように、家事参加や子育てに参加する男性も増えています。 それと関係してか、私が看護師になった十数年前、一般病棟に男性看護師が1人いればいい時代から、現在私が勤務する外科系一般病棟では、およそ三分の一が男性看護師の時代になりました。 看護の世界では制度としては男女平等ですが、これまでの女性が担っていた役割を男性が果たすという点が大きなポイントかと思います。 そして今後、より男性看護師が活躍できる社会になると確信しています。
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