現役の消防官で、転職組です。 過去問なんて丸暗記しても意味ないですよ。 そういうことをして試験に落ちた人が「過去問なんて役に立たない」って、よく言うんですけどね。 過去問は「問題の傾向を知る」ことと「類似問題が出た時に答えを導き出す思考を身につける」ためのものです。 資格試験なら過去問丸暗記で大丈夫です。 例えば、第四級アマチュア無線技士なんか「完全丸暗記」を謳った問題集が出てますが、これを丸暗記すればオームの法則やデシベル計算をきちんと理解できない小学生でも試験に受かるんですよ。 また、第四級アマチュア無線技士は毎月、どこかの都道府県で試験が行われるので、全く同じ問題内容を使い回す訳にいかないため、過去問の組み合わせを変えて出題しないと、運営者の手が回らなくなるんです。 しかし、採用試験はそんな訳にいきません。 採用試験は、多くても年に2〜3回です。 問題を毎回変える余裕はあります。 過去問を使い回しすぎて、問題を見ただけで答えが出てしまうようではダメです。 また、時事問題にも対応できなければなりません。 最近なら、東京の豊洲市場移転で話題になっているものとして「ベンゼン」や「百条委員会」、安倍首相と夫人が関わったとされる「森友学園問題」なら「議員が寄付をしてはいけない対象」や「参考人招致と証人喚問の違い」など、知っておいた方がいい話も出てきます。 丸暗記は手法としては簡単ですが、はっきり言って「勉強しているうち」に入らないんですよ。 問題と答えを見て「なぜこの答にたどり着くのか」を理解できるようにするのが「勉強」です。 問題を見て、すぐに答えが導き出せたら、もうその問題に用はありません。 すぐに答えを導き出せなかった問題は、答えを導き出せるように「勉強」しましょう。
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