普通に考えれば厳しいですね。 ご存じと思いますが海外ブランドと国内ブランドがあります。 海外ブランドの場合、日本の会社は本社の支店であったり、現地法人化、 もしくはどこかの企業が総代理店となっている可能性があります。 今後、国内販売が低下していくことが想定されており、その場合に、 海外ブランドが支店化していれば、撤退、という選択肢も出てきます。(解雇) 一般への「履き替え需要」としての販売と自動車メーカーに卸すケースも あるでしょうが、市場が小さくなれば非常に厳しい戦いになると思います。 国内ブランドの場合、日本国内市場は常に中国あたりの安価な輸入品と勝負しなければ なりませんので、今後はいかに海外市場に進出するかが鍵になります。 既に進出はしていると思いますが、海外では日本のブランドの浸透率は かなり低いのが現実です。 別の見方をしますと、国内のエアロパーツメーカーを想像してください。 一昔前まではチューニングブームで、カスタマイズ需要がありましたが、 若者の自動車離れに加え、自動車メーカーが自ら「純正オプション」として 販売し、新車販売の時に一緒に販売してしまい、取り換え需要が激減していった 事実があります。(その自動車メーカーの下請けの役割りとして支える意味はありますが、単価が恐ろしく 違います) それが恐らくホイールの世界にも来る(来ている)と思います。 オートバックスといった量販店でも、中国、韓国あたりから「オリジナルブランド」を 仕入れる時代です。 そこに国内ブランドとしての知名度はあれど、徐々に値段を下げざるを得ません。 かなり厳しい業界になると思います。
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