解決済み
① 研修制度を終えた後で通常専門性を持つようになります。大学所属であれば医局に所属することになるし、基幹病院に所属であれば特定の診療科に所属(fix)することになります。病院ではその所属している診療科の診療を行いますから、2つの専門を掛け持ちして診療することは基本的にありません。 ただし、医師経歴を重ねる間に たとえば外科で専門医を取得してから何かの理由で別診療科、たとえば精神科に転科、そこで精神保健指定医を取得以後精神科診療に従事している20年目の医師なんて経歴を持つにいたった時に、田舎の病院で「外科外来」を手伝いながら精神科も診療するなんてことが全くあり得ないわけではないですけどね。病院としては一定以上の能力の確保されているものに診療をさせたいわけでして、それが確保されないものに診療をさせることは無いんです。ほかには今まで外科を診てきたけれども泌尿器科の開業医の娘を嫁にもらったんで泌尿器科を研修させてくれーーーなんて状況になった時は、外科を診療しつつ週1・2で泌尿器科を勉強がてら診療するなんてこともあるにはあります。 ② 基本勤務医をつづけるなら大なり小なり研究はおこないます。学会発表や論文作成を推奨しているところが圧倒的に多いし、症例があれば当然ネタが溜まりますからね。大学所属であればほぼのるまとして研究が課せられます。研究を好まないものは大学には居られないのが常識です。なので多くの医師が研究と臨床を両立させているし、そのバランスは人により様々です。(立場的意識的に)大学に近ければその比率は研究選りになると思います。臨床研究だけでなく基礎研究を行っている臨床医も結構いますよ。 _______________ ID非公開さん 医師の方にお伺いいたします。 現在医学部を目指している立場なのですが、そのことに関しまして二つ質問があります。 ご教授いただけますと幸いです。 ①臨床医(病院勤務)になった際に、二つの専門を掛け持ちして診療することは可能なのでしょうか。 可能であれば、それは開業医が、たとえば内科や整形外科を兼ねている場合と同じと考えてよいのでしょうか。 ②研究医と臨床医を掛け持ちすることはできるのでしょうか。 私は臨床が行いたいのですが、自分の専門を研究して深めることにも非常に興味があります。 よろしくお願いいたします。
①二つの専門領域、例えば、内科と整形外科を同時にみることは理論上は可能です。 なんちゃって整形外科とかではなく、ちゃんと診るという意味ですよね? それは、内科で認定医なり、専門医をとった後、整形外科の入局して、再度、後期研修医からやり直し、専門医をとって、内科も整形外科も一人前のレベルになる、というのは無理ではありません。 実際、内科の専門医の先生が、精神科にうつってそこで精神科指定医をとって、内科と精神科を同時に診られる医師になった知り合いがいます。 ②臨床医と研究医のかけもちは可能ですが、それをやるなら、2つの科をマスターするとかは出来ません。一つの科を研究と臨床でみていく、という形になります。 研究といっても、患者さんのデータを集める臨床研究と、細胞培養や、ネズミの実験などを行う基礎研究があります。 臨床研究の方が、ぶっちゃけ簡単で、どれだけ数を集めるか、統計学的処理をどうするか、というところだけだと思います。 基礎研究は、基礎医学の勉強をしなおして、複雑な生物、化学を理解しながら実験を行うので、かなり大変です。 でも、やることは可能だし、やっている先生も勿論大勢います。
① 公的総合病院で例えば、循環器内科と消化器内科を 掛け持ちすることは不可能です。 ② 大学病院および公的総合病院で部長が厚労省研究班の 班員の場合、臨床医でも研究をやらざるを得ない状況に 追い込まれますから、安心して下さい。 貴方が研究して出した結果を部長は自分がやった研究結果 として発表します。 これは班員が部長なのでやむを得ないことです。 世の中ではこんなことがまかり通っていますから、今から 知っておいた方が良いでしょう、きっと。
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